2012年1月29日日曜日

癒しの夕ごはん。

最近、新年会などが多くなってついつい食べ過ぎ、飲み過ぎになってしまうのだが、翌日のダメージが半端ない。食事が夜遅かったりすると就寝中に胃がもたれたり、二日酔いになったりと歳には勝てない感が出てきている。
そんな体調の時は、結構ベトナム料理が体にやさしい気がする。なので今夜はトマトスープでフォーを作ってみた。普通のチキンスープだと粉末だしとかで味がちょっと物足らないのでトマトなどを入れるとパンチが効いて満足感が出る。

ちなみに、下の写真は先週作ったゴイクン(生春巻き)。これまたヘルシーで(・∀・)イイ!!。
ベトナムは食事は体に優しい系が多いので結構好きだ。国自体も悪くない。ただ、バイクが多すぎる・・・・。


2012年1月3日火曜日

สุขสันต์ปีใหม่!

30日の夕方からターペー門周辺はライブや屋台がオープンしており、ホコ天と化している。去年まではビールが無料で振舞われたという門周辺はアルコール禁止になっていたことを察すると、去年はとんでもないことがあったのだろうと容易に推察できた。31日の夜7時頃になると夜空にポツポツと灯りが浮かんくる。コムローイという精霊流しの気球版だ。和紙のような素材でできが袋型の気球と固形燃料でできている。大きい物から小さい物、ハート形、ドラえもん、パンダと色々レパートリーがある。値段は30〜40バーツ。主にターペー門前の通り沿いで売られており、数人で購入して共同作業で火を付け、暖かい空気を溜めてコムローイを空に放つ。我々三人も大きめのコムローイを購入して日を付けた。
どうやら離陸させるまでにきちんと準備をしなければならないらしい。折り畳まれた袋をきちんと開いておかないと火をつけた後で形が崩れて紙に火がついてしまい、飛び立つことなく地上で炎上してしまう。また、離陸地点も重要で風向きを読んでおかないと電線に引っかかり、電線を燃やして付近一帯停電という大惨事になりかねない。
我々のコムローイはなんとか形を保ちながらフラフラと離陸した。飛び立つ瞬間は何ともしない感動がある。ユラユラと燃える炎で舞い上がるコムローイはなんかよちよち歩きの赤ン坊のようだった。
日本ではこんな危ないこと絶対できないだろうなぁ。
これで一年の厄払いが完了した。

ロイクロ通りのバーでカウントダウンまで飲んでいると、だんだんとお祭り騒ぎが過激になってきた。ロイクロ通りは一方通行で幅が数メートルしかない通りだ。を両側に鰻の寝床のようなバーがひしめき合っている。バーには主に我々のような旅行者がビールをかっくらってビリヤード興じている。9時位はバーの入り口辺り小さな爆竹を鳴らしている程度の可愛い感じだったのだが、カウントダウンが近付くにつれ花火はより強力かつ大型になっていく。こういう時は大抵愉快犯がいるもので、この近辺にはツクツク運ちゃんと、2人の欧米人が火に油を注いでいる。爆竹も2〜3m級のものになり、暴発して爆音と爆風で酔っ払った脳みそを麻痺させる。打ち上げ花火も本物志向で数十連発の花火が数m先で発射されている。下手をすると飛び切らないまま、地上で爆発する奴もあってスリルがありすぎる。
ほとんど花火で通りは封鎖され、ツクツクやタクシーが強制的に停められている。道には花火のカスが散乱し、火薬の匂いが充満している。上空にはのんびりとコムローイが浮かんでいる。もはや言葉では表現できないエキサイティングな夜だ。
と、何時の間にか年が明けていた。空には本物打上げ花火が上がっている。
「サワディーピーマイカップ」