2011年12月31日土曜日

列車でチェンマイ。

朝8時半にバンコク、ホアランポーン駅を出発。三両編成の短いディーゼル車両は満席で出発した。
と思いきや、バンコクから全席満席ではなかった。ポツポツと空席が見られる。結局のところ、終着駅のチェンマイでわかたのだが、バンコクからチェンマイまでのしていがないだけで、途中乗車、下車で指定席は空いたり埋まったりのようだ。
乗り込めてしまえばなんとか座っていけそうなもんだ。
座席は小綺麗だがボロい。姿勢を変えるたびにギシギシ音がする。有難いのはリクライニングがかなり倒れることだ。
これで12時間の旅も楽になるという物だ。列車には食堂車というものはなかった。寝台特急だとあるのだが、朝発夜着のこの便ではワゴンを押してお姉さんが飲み物やお弁当を配ってくれる。もちろん無料。コーヒーも弁当もそれほど美味くは無いのできちんとご飯を食べたい人は予め駅の食堂でお弁当を作ってもらう方が良いだろう。
特に列車の中ではすることもなく、寝るかお菓子でも食べるかくらいなものだ。これで12時間はきつかった。幸いなことに、当たり前のように遅れるタイ国鉄が今回はなんと30分遅れですんだ。これは素晴らしいことだ。年末ということもあるので、車内でiPhoneからホテルを予約しておいた。夜9時にチェンマイ駅に到着し、ツクツクで市内まで100バーツ。(高い!)
しかし、どの運ちゃんも同じ料金だと協調しているようで値引きもしない強気な態度だ。歩くと40分位で行けるのだが、流石に12時間列車にゆられた後で早くホテルに入ってシャワーを浴びたかったので、妥協した。

Raming Lodge Hotelはロイクロ通りのベストポジションにある小綺麗なホテルだ。移動中の列車からAgodaで予約したのだが、4700円でジュニアスイートの部屋が用意されていた。ラッキーだが、ビール飲んで寝るだけのおいらにとってはちょっともったいない気がした。

チェンマイの街中はいつもより人が多いし、車も増えている。国内外の多くの人が新年をチェンマイでむかえようとしているみたいだ。

2011年12月29日木曜日

バンコクも年末は慌ただしかった。

27日朝のANAでバンコクに入った。機内は満席で隣シートの日本人男性の体臭と後ろのシートのこれまた日本人男性2人組のやかましさにイラッとしながらの7時間のフライトだった。
機内食はかなり改善されていて美味しかった。
スワナブーム国際空港での入国手続きはいてないないほどの多くの人でごった返していた。手続きを待つ列の前にいたこれまた日本人カップルはiPhoneの海外キャリア設定を自動でセットしているらしくDTACになっていた。それでメールチェックやらネットをしているようで、後の請求書が大変なことになるだろうなぁ。と暇つぶししながら想像してしまった。
いつもの定宿にチェックインして先にバンコクに入っているはずのSさんを探すことに。Forsuqureでこまめにチェックインしてもらっているので探しやすい。

今日は新年をチェンマイで迎えるためにチケットを買いに出かけた。
今回はなるべく低価格での旅をモットーにしているので列車のチケットをとりにホアランポーン駅に向かう。駅のインフォメーションで明日の空席照会をしてもらうと"Full Booking"とのこと、辛うじて三等車両の席はあるようだ。その他の空席確認画面にはゼロの文字が並んでいる。
しかななく飛行機で・・・。と思って一度街に戻って旅行代理店で確認したところ、全ての航空会社満席だって。
これは大変!!後はバスしかない・・。
長距離バスはかなりの便数が出ているから何とかなるだろうとたかをくくってモーチットの北バスターミナルに行ってみたが、これまた29、30日全部満席と言われてしまった。もはや手がない。
というわけでも無いのだが、メジャーどこの交通手段は無くなってしまった。
さてさてどうしたもんか。そういえば、さっき駅で空席照会してもらった時に三等車両に空きがあった。最悪エアコンなしの硬座対面シートで行くしか無い。とりあえずチェンマイまでの脚は確保しておかないと。
ということで、再度ホアランポーン駅にとんぼ返りした。
モーチット駅からはBTSとMRTの両方が利用できる。MRTなら乗り換えなしで二十分程度でホアランポーンまで行ける。
地下鉄に乗り、「空席がありますように」と祈りながら急かす気持ちを抑えていた。
駅のインフォメーションで空席照会してもらうと、なんと二等車両のシートが2席だけ空いていた。さっきは満席だったのに、キャンセルがでたのだろうか?
朝8時半発、夜8時着の12時間の移動なので寝台で一泊分の宿泊費はうかないが、いたしかたない。611バーツでシートを確保した。
なんとか明日チェンマイにはたどり着けそうだ。
旅の脚を確保するのにこれだけバタバタしたのは久しぶりだ。タイでもやはり年末はあなどれない。



2011年12月16日金曜日

あぁ、昭和の歌謡曲。

年末も近くなり忘年会やら飲み会が多くなってきた。
昨日、弊社の経理の後輩と一杯飲みに行った二軒目で「昭和ブギ」なる懐かしの昭和ソングをプロジェクタで流している飲み屋に行った。店内の壁には「GORO」とか「スコラ」とかオレが中高生の時によく立ち読みしてた雑誌の表紙が貼られている。
店内では、30〜40代のサラリーマン諸君がノリノリでサザンの「勝手にシンドバッド」を大声で歌いながら踊っていた。
オレはこの店は三回目だが、初めて連れてきた経理君はこの異様なオヤジのノリノリ状態に感化されたらしく、一緒に弾け飛んでいた。一軒目でシコタマ飲んだのですぐに火がついたようだ。
この手の店では大抵幾つかの嗜好に別れる。一つはこの目の前で弾けているサラリーマン諸君のようなメジャーどころの懐かしソングを集中的にリクエストするタイプ。
もう一つは、あまり知られていない超マイナーなアイドルや曲をリクエストするタイプ。
オレは後者なのだ。このVTRはあるかな?と店のマスターにリクエストしてみる。VTRが流れると「おぉ、やるねぇ。」と感心する。しかもYouTubeなんかでは探せないVTRだと超レア物な感じで良い。「ありません。」と言われるとなんかちょっと勝った気になる。
大抵は、「夜のヒットスタジオ」や「紅白歌合戦」「レッツゴーヤング」「ヤンヤン歌うスタジオ」などなどの番組を録画していたものを店で流している。
例えば、どんなVTRをリクエストするかというと、

北原佐和子(パンジー)、三井比佐子(パンジー)、トライアングルスターボー岡田奈々少女隊オナッターズなどなど。

あまり知られていないアイドルが結構好きでリクエストする。このお店でもさすがにオナッターズのVTRはなかった。(`・∀・´)エッヘン!!
中でも鉄板は、
だ。


こういったマイナーなアイドルのVTRが流れると、ノリノリサラリーマン君達は「なんだこれ?」という顔をして興ざめするようだ。そういうのもちょっと楽しい。
そう言えば経理の彼は、薬師丸ひろ子の「Wの悲劇」は最高だと連呼していた。



2011年12月11日日曜日

何もしない一日。

昼頃ムクッと起きて飯を食べに出かけた。なんか、吉祥寺の「えん寺」のつけ麺が食べたくなりバス停まで向かったのだが、途中でなんでわざわざバスを使ってまでラーメン食いに行くのか阿呆らしくなった。
で、近くのラーメン屋で昼飯を済ませて家に戻った。なんか腹が膨れて眠くなった。
寝た。
起きたら夕方だった。
むぅ。何も生産していない一日。消費するだけの一日であった。最近こういうダラけた生活が多くなっている気がする。というか多いな。
早くメリハリのある休日にしたいので、年末はチェンマイへ年越ししに行ってみようと思った。

2011年11月27日日曜日

あんなに楽だったっけ?

今日、ソファーに寝転びながらBSチャンネルを観ていたらアジアを路線バスで旅するというなんとも魅力的な番組をやっていた。
番組名は
東南アジア路線バスの旅
らしい。
3月位から放映していたらしく、シンガポール発でマレー半島を北上し、タイからカンボジアに入る所だった。5年前くらいか、同じルートでカンボジアに入った事があったので懐かしい気持ちで観ていた。
タイ国境の街アランヤプラテートからカンボジアのポイペトに入り、そこからバスに乗る。
ポイペトの風景は昔と同じで赤茶けた土と簡素な建物で、「そうそう、こんな感じ。」と変わっていないことになんか安心してたのだが、バスはかなり新しい車両で舗装道路を走り始めた。
僕がポイペトから乗ったバスはオンボロマイクロバスだったし、街を出てすぐに泥だらけでデコボコの道だったので、この数年で舗装されたのかな?と発展してしまうアジアの国に寂しさも感じたりした。(詳しくはこちら
ところが、どこまで行っても舗装道路だし、目的地のシェムリアップまでおよそ3時間で到着してしまった。
唖然とした。
僕の時はポイペトからシェムリアップまで泥だらけのガタガタ道を揺られて7時間以上かかっていたはずだ。やっぱりあのバスはシェムリアップの宿の仕込みツアーで、舗装道路をわざと避けて夜中に目的地に着くように調整しながら走っていたのに違いない。
なんかものすごい昔の話のことが、今頃腑に落ちた。やっぱり数回は同じ道を違う方法で旅してみるのはいいのかもしれない。
番組自体は20分位の短い番組だったけどなかなか面白かった。

2011年11月24日木曜日

ブータンへの道(1)

ネガティブなブログを書くより、楽しいネタを書いて反芻して盛り上がろうと思う。
で、今後の旅行で「いつもと違う国」を狙ってみた。
その国の名は・・・。
ブータン
である。先のブータン国王来日もあり、旬な感じだ。早速、書店で「地球の歩き方・ブータン」を立ち読みしてみた。

入国方法
バンコク経由でブータン国営の航空会社のみが運行しているようだ。まぁ、タイまで行けばブータンへの道はありそうだ。よしよし。

ビザの取得
予め旅程を申請してビザを取得することが必須だとのこと。行き当たりばったりの旅はできない感じだ。

現地での行動
なんと基本的にガイドがつかないとNGらしい。しかも宿泊は一泊$200とのこと。ありえん。

みどころ
基本的に首都ティンプー以外は街らしい街はないらしい。つまり見所がない

うーん。ブータンへの道は絶たれた・・・。これは(1)で終わりかも。

2011年11月8日火曜日

眠れぬ夜が続く。

この数日まともに眠れていない。
原因はわかっているんだけど、解決策がない。
大切な人との関係が俺の失敗が元であっという間に切れてしまったのが、かなりショックで落ち込んでいる。話をしたくても連絡先が分からない。信用を築くには長い時間が必要だけど一つの軽率な行動でも信用は簡単に消しとぶ分かっていたことだ。こうやって自分の身に降ってくるとどうしようもない。
特に俺は家族もいないし、家庭もない。こんな身の上なんだから友人や大切な人とはいつも真摯に向き合い、付き合いを大切にするべきなのに、どこかで甘えが出てしまう。それが原因なんだよな・・・・。

こんなことを考えていると明け方になってしまうということが数日続いている。
なんとか一人で消化しないとな・・・・。
眠れない・・・・・・・・。

2011年11月7日月曜日

これも大事。

大事なものといえば、韓国料理に欠かせないコチュジャン。以前、お土産でもらったコチュジャンセットが活躍している。


このセットは赤と緑のラベルがあるのだが赤い方は”고추(コチュジャン)”と書いてあるが、緑の方はなんて書いてあるかわからんので調べてみた。
ラベルには”햇쌈장(ヘトサムジャン)”と書いてある。エキサイト翻訳では”初物の合わせ味噌”という訳が出てきた。どうやら合わせ味噌らしい。
とにかく、味噌系の料理にこのふたつを入れると味に深みが出て美味しくなる。
先日は、豆腐チゲを作った。韓国豆腐の純豆腐はなかったので、絹ごし豆腐で代用した。


うまかった。他にも回鍋肉や茄子味噌炒め、チャプチェなどにも使えて重宝している。
お土産に感謝。

2011年11月6日日曜日

ちりんちりん。

最近、ふと思いだしてついつい見てしまう漫才なのだが、チュートリアルのネタで「ちりんちりん」というのがある。
徳井のマニア的なボケが最高に良いのだが、おいらの好きなのはこのストーリー展開。



自転車の”ちりんちりん”は、普段あっても特に役に立たないけど必要なときにはすごく大事。
それを盗まれたという展開なのだけど。徳井の自虐的なボケが最高。
大切な物を無くしてしまった(たかだか”ちりんちりん”だけど)事に荒れ果てて、事の重要性に気がついて更に荒れる・・・。どこを探しても、あの”ちりんちりん”はいない・・。他のちりんちりんはなんかしっくりこない。ちょっと共感で来てしまう。(笑っちゃうけど)
失った大切なものを埋めるのはムリだよねぇ。環境変えても時間をかけても記憶は残ってるし。
と漫才見てほくそ笑みながら、シミジミしちゃった変な秋の夜であった。


2011年11月4日金曜日

お気楽極楽のはずが・・・

なんかメチャクチャ落ち込んだ。いつもお気楽でいたいと思ってるけど、こういうこともある。なのでもう、ふて寝することにした。

2011年10月15日土曜日

ダイエット一週間経過・・。

一週間体重を減らすのにいろいろやってみた。途中経過だけどこんな感じ。


まぁ、だんだん体重は減ってきているね。この調子で行ってみよう。
ダイエットの天敵は秋の味覚。最近は里芋が美味い。食べ過ぎても逆効果になるんだけど、とりあえず食べちゃうね。レンコンも美味いので煮物にしてみた。


2011年10月10日月曜日

いつの間にか・・・。

うすうす分かってはいたのだが、下っ腹が出てきた・・・。
先日ユニクロでパンツ(ズボン)を買おうと思ってサイズを測ったら、99cm!!
店ではこのサイズは扱っていないとのこと・・。
ショック!!
確かに年齢からして、そんなに代謝も良くないし、好きなモノ食ってばかりだし、最近運動も怠けているし・・・。
心当たりは結構ある。

人生三回目のダイエット作戦を決行することにした。だが、いきなり無理は良くないので無理のないプランを立てよう。
  • できるだけ自炊して食事の量を減らす。(カロリー摂り過ぎを防ぐ)
  • 平日も含めて、散歩でもいいから夕食後に30分運動する。
  • 昼は好きなモノを食べていい。(大盛りは厳禁)
  • できるだけ間食はしない。
  • 朝晩に体重計測をして、ブログにアップする。
iアプリを駆使すると結構こういった努力も眼に見えてくるので、なんとなくだがやる気に繋がる。
自炊はいろんなレシピをダウンロードしてチャレンジ。でとりあえず、秋の食材として里芋の煮物と、舞茸と豚肉の炒め物、納豆もやし和えを少量づつ作ってみた。
いつもは一品一品大量に作り過ぎていたために、カロリーオーバーになっていたのだと思ったので、今回は材料を少なめに用意してささっと作れるようにしてみた。

運動はRunmeterを使ってみた。ウォーキング(ランニング)中に起動しておくと、走ったルートや過去とのタイム差などを教えてくれる。

体重管理はiLoseWeightを使っている。タニタ製の体重計KaradaScanを使って体重やBMI、体脂肪率を計測してアプリに登録している。


これをとりあえず、一ヶ月続けてみたい。結果が出てくれば継続できるだろう。
なんにしても、去年の服が着れなくなっているのは精神的にもよろしくない。

2011年9月22日木曜日

帰って来たぞ@イスタンブール

今日はどうしようか・・、から始まったブルサの朝は取り敢えずバザールを散歩がてら見て周ってから市バスに乗ってイスタンブールに戻る事にした。
ブルサからイスタンブールへは約三時間の道のりだ。10時位のバスに乗れれば、昼過ぎにはイスタンブールに入れる。後の三日間はノンビリ過ごす事にしようと思った。
まだ、ボスポラス海峡まで行ってないし、イスタンブールの夕陽も撮ってない、まだビックリする位美味いトルコ料理にも出会っていないので、それなりにやりたい事もある。
などといろいろ考えているとバスは某港に入った。地図で確認すると、どうやらフェリーで対岸の待ちまでショートカットするようだ。今日はやや曇りなので船上からの風景もちょっと残念な感じだ。船尾にはカモメの大群が飛び回っている。数メートルの至近距離で飛んでいるカモメを久しぶりに見たが、ちょっと迫力があって写真に撮って見た。
なんやかんやしているうちに、フェリーが対岸に到着。そこから少し高速道路を走って、ミニバスに乗り換えてイスタンブールのアジア側のバスターミナル・ハレムに到着した。
すぐそばにエミノニュ行きのフェリー乗り場があるので、2リラでチケットを購入して早速乗り込む。
フェリーからはヨーロッパサイドの街が一望できる。ブルーモスクやガラタ塔など主要なイスタンブールの建物がマルマラ海を隔てて見える。2リラでこの景色を見れるならお得かもしれない。
そうだ、ボスポラス海峡クルーズでもしてみるか・・・。と思いたち、埠頭の発着案内を確認してから旧市街に宿探しに向かった・・・。
いくつかの宿で空き部屋を聞いたが、どこも満室だとのこと。今はハイシーズンなのでしょうがないらしい。とはいえ、極端に安くしてドミトリーっていう年でもないし、あんまり高い宿もなぁ・・・。ある宿で100ユーロの部屋にキャンセルがでたので80リラでどうだ?と言われたので、75まで値切って分不相応な部屋に一泊することになった。宿は快適に越したことはないが、高すぎるのもどうかと思っている。基本的にお湯のシャワーが出て、ACとWiFiが付いていれば合格なのだ。
高級なお湯のでがいいシャワーを浴びて飯を食いに出かけた。トラムヴァイの走るスルタンアフメット駅付近にいくつかのレストランがある。店先に惣菜屋のように料理が並べられていて、選ぶことができる。茄子の煮物とマッシュルームの煮物の二品とピラウ(ピラフ)が乗った一皿とビールを頼んだ。トルコは基本的にエキメッキと呼ばれるバゲットと、スープ、サラダ、ケバブなどの肉料理、煮物がほとんどのようだ。
ケバブもキョフテも食い飽きたが、この煮物は結構美味かった。トルコは野菜が美味しいのだな。チェックをしてびっくりしたのが、この一皿とビールで34リラ!!
地方なら20リラいかない量なのに・・・・。イスタンブールはやっぱり物価が高い。とはいえ、お腹も満足したので、ブルーモスクを眺めながらチャイを飲むことにした。チャイも2リラと地方の倍だ。
ちなみにチャイ、チャイと言っているがふっつうの紅茶なのでそんなに凄い飲み物ではないので誤解のないように。
しばしぼーっとしてモスクを見ていると前の席に二人のアンチャンが座って、タバコの火をくれと話しかけて来た。
何も聞いてないのに、
「俺たちはスペインとイタリアから来たんだ・・・。」
「日本人?どこに住んでる?」
とよくあるコミュニケーションをとって来た。
スペインとイタリア・・・?あれ?イスタンブールに入った日の宿の人が言ってたボッタクリの二人か!?
と一瞬で理解してしまった。以下、その会話。
2人組:「俺達は同じホテルで知り合ったんだ。俺はカルロス、彼はアントニオ。五日間の旅行なんだ。君は?」
私:「10日くらいかな・・・。」
2人組:「タバコの火持ってる?」
私:「タバコ吸わないから持ってない。」
(そもそも火を持ってないことがおかしいよね。話しかけるネタだんだろうな・・・。)
2人組:「東京のどこに住んでるの?新宿?渋谷?」
私:「よく知ってるね。」
2人組:「俺の彼女は日本人なのさ・・・。」
以下エロばなしに突入。無理に盛り上げようとしている。
2人組:「夕飯食べた?トルコのビールはエフェスだね。」
私:「もう食べちゃったから・・・。エフェスは有名だね。」
2人組:「これからベリーダンスを見にいくんだけど、ビール一緒に飲まないか?」

はい。おしまい。

こうやって一緒についていくとボッタクリバーに入って法外な値段を吹っかけられるか、抵抗して殴られるかという顛末になるみたいだ。
会話の隙間を狙って、チャイを飲み干し「バイバイ。」ってな感じでベンチを離れた。
どの国でもそうだが、やはり地方がいい。開発された都会は人間が擦れてしまっているのかもしれない。人を騙して利益を得るような狡猾な奴らが多い。もっともそれに引っかかってしまうほうにも問題はあるのだが・・・。
兎に角あと2日半は、マイペースで行こう。

2011年9月21日水曜日

ババンババンバンバン@ブルサ

昨日ちゃちゃっと遺跡を見ちゃったので、これからブルサに向かう。朝は簡単にパニーニのようなソーセージ入りのトーストと飲むヨーグルトで済ませた。
トルコの食事の安さは以前からビックリしていたが、なんと飲むヨーグルトは0.75リラだった。サンドイッチとヨーグルトで朝ごはんは3.75リラだから150円程度だ。味もしっかりしてるので大満足である。

オトガルでチ予約券をチケットに交換すると、購入したバス会社METROではなく、パムッカレにバス会社が変更され、出発時刻も20分繰上げられていた。アブナイアブナイ。

11時にバスはセルチュクを出発。7時間かけてブルサのバスターミナル到着した。既に夕方の6時。ターミナルはしない方少し離れているようで、黄色い市内バスに乗り換えて20分程度移動する。こにブルサの街は、「地球の歩き方」によると、温泉地という事なのだが、今まで訪れた街より都会だしかなり広い。ひなびた渋い温泉地を想像していたのでちょっと当てが外れた感じだ。とは言えハマムは沢山あるらいしいので今夜は移動の疲れをとるために風呂に入ってこよう。
市内のホテルにチェックインして早速地図を頼りにハマム探しだ。今夜の一件はチャクル・ハマム。入浴、アカスリ、マッサージが付いて35リラ。
まずは個室で腰巻に着替えてハマムに入る。ここはサウナ付きだった。暫くサウナで温まっていると、イスタンブールの時と同じ小太りのヒゲ親父が入って来た。
また、蹂躙されるのか・・・・?
と少々ビビったが、非常に丁寧に身体をミトンで擦ってくれた。身体からは旅の垢なのかなんなの分からんが、かなりの垢が出た。うーん気持ちイイぜ。
更に布袋に石鹸水を泡立て入れた物を身体の上で絞ると泡が身体中を包んでくれる。こういう技はイスタンブールのハマムでは味わえなかった。マッサージも雑だがそれなりに気持ちはイイ。こりゃハマムはいいぞ。明日も来よう。
身体もすっきりして、入浴後の牛乳ならぬチャイで一服して大満足である。

2011年9月20日火曜日

ヘベレケ@セルチュク

パムッカレは今日で最後。昨晩結構いい写真が撮れたので満足しながら朝の荷造りをしてチェックアウトした。
次に向かうは、取り敢えずの土地エフェス。
ここは古代ギリシャの遺跡が残っている土地らしい。多くの日本人の旅行者がここに行きたいと言っていた。あまりその辺に興味がないので、まぁとりあえずどんなもんかな?と思って進路をエフェスの玄関となっているセルチュクにしたわけだ。
パムッカレから、中型バスで3時間弱で到着する。途中、イスラム特有の未婚の男女同席は禁止というルールを知らない欧米人カップルがバスの中でトラブルを起こしていた。
イスラムでは未婚の男女が同席してはいけないという決まりがあるらしい。なのでバス会社でチケットを取るとチケットには男か女かきちんと記載されている。男同士、女同士、家族なら問題ないらしい。でもどうやって結婚してるかしてないか見分けるんだろ・・・。

セルチュクのオトガル(バスターミナル)に到着。取り急ぎ宿を探す。オトガル近くの宿に30リラで一泊することに決定。
宿の親父が言うにはエフェスまでは歩いていけるよとの事なので、歩いていってみたら、これがビックリ40分も歩いちまった。宿の前の道をただひたすら歩くだけなのだか、結構遠い。
エフェスの遺跡に入園するにはこれまた20リラとられる。
よくよく考えると、トルコの遺跡って入園料が高い。これが一番のぼったくりかもしれない。
パムッカレの宿の親父も、「俺も5年もあの中には入ってない。入園料が高いから頭に来てる。」
といっていた。
エフェス遺跡の中は、まぁいろいろ朽ち果てた石の建物がたくさんあるという感じだ。個人的にはなんかピンとこないというか感動もあまりない。なんか物寂しさしか感じない場所だ。
世界史もあまり好きじゃなかったし、タクシーの運ちゃんがオススメする、「聖母マリアの家」というのも特にグッとこない。こう言ってしまうと、興味のある皆さんには申し訳ないのだが、マリアの家といっても、「イエス君の母ちゃんの実家」程度の感覚なので、どうしても行きたいとは思わない。
残念ながら曹洞宗の人なので・・・。キリスト教信者なら物凄く行きたい場所なのだろうなぁ。
ギリシャ神話が好きだったり、世界史が好きだったりするなら非常に楽しい場所なのだろうが、私残念ながら日本史の人なのでした。全てが無機質かつ荒廃的な感じなのでエネルギーを感じない。カッパドキアやパムッカレは自然が作った景観なので迫力がある。この違いはどうしようも無いね。

エフェス遺跡には出口が二つある。メインゲートには帰りのバスはないので注意が必要だ。バスに乗り込むと、40分もかけて来た道のりが数分で片がつく。バスの中で
「この街はもういいや」と思い、オトガルでチャイをすすりながら次の目的地を考えていた。ガイドブックから温泉地という文字が目に入った。その街には多くのハマムがあるらしい。しかもお手頃価格で。街の名前はブルサ。早速バスチケット35リラを購入した。

夕飯の時間。近くのロカンタという食堂に入ってビールをいっぱいやりながら飯にした。ふと、メニューを見るとRAKI(ラク)の文字が・・・。トルコの地酒だ。RAKIは蒸留酒でアルコール度数が40〜50%あるらしい。とりあえず飲んでおけ!という事が重要なので試して見た。グラスに半分くらい継がれたRAKIは無色透明なのだが、水割りにすると白濁する。「ライオンのミルク」とも呼ばれているらしい。味はかなりアルコールのパンチが効いている。一杯飲むだけで結構いい感じになる。
ビール一杯とRAKI一杯で結構いい感じになっちゃった。今日は梯子酒でも・・・。と別のBARに入ると今度はEFES EXTRAを勧められた。ビールで 7.5%アルコール度数はかなり高い。
ビールというより、焼酎の多いホッピーって感じだ。これが大ジョッキで5リラだから安い。かなりお手軽に酔っ払える。
もう、いい気持ちになったので、寝る。

2011年9月19日月曜日

夕陽が目にしみるぜ@パムッカレ

パムッカレの朝も日差しは強いが、ちょっと涼しくてしのぎやすい。宿の簡単な朝ごはんをすませてカラハユットにいって見ることにした。近くのバス停からミニバスでカラハユットまで15分程度だ。カラハユットに何があるのかと言うと、「地球の歩き方」によるとレッド・スプリングと現地で言われいる温泉があるようだ。ミニバスではパムッカレの村を出ると右手に石灰石で覆われたパムッカレを見ながら曲がりくねった道を突っ走る。暫くすると、ヒエラポリスの入り口前に出てそのまま行くとカラハユットの町に入る。
ミニバスではまっすぐな商店街の道に入り終点のバス停となる。およそ15分の移動が2リラであるから安い。バスを降りてその先にあるレッド・スプリングなる場所に行って見た。日本人って温泉があると聞くとむしょうに入って見たくなる。
入園は無料で園内に入ると奥の方にこれまた石灰石でできた小さな棚田と小山があり、その頂上からお湯が湧き出ているようだ。パムッカレの石灰とは違い、こちらは赤茶けた色をしている。どうも水に鉄分が含まれているので紅くなっていることからレッド・スプリングと言われているようだ。
入浴できる場所は・・・と探したがどこにもない。皆靴を抜いでは出しで棚田に入っている。入るといっても足だけの様だ。
湧き出ているお湯は40度以上はある様で、かなり熱い。足湯にはいい感じだが、首まで浸かるということはかなり無理そうだ。
カラハユットの町はほとんど日本人はいない。かなりノンビリしているので、散歩にはもってこいだが、特に見るべきものはなさそうだ、観光で無理にくる場所ではないな。

パムッカレに戻ってきて、白い石灰石の高台を見ると米粒のような人の集団が一直線に並んでいるのが見えた。そうか、今日は日曜日だ。観光客も多いのだろう。人が多いと写真をとるのに邪魔になるので暫くピテというピザのような食べ物を食いながら夕方まで待つことにした。自分も観光客なので邪魔にするのも申し訳ないがしょうがない。

トルコ料理は世界三大料理とか言われているそうだが、この数日トルコ料理を食べたが、そんなにびっくりする程は美味いと思わなかった。一品一品が地味に美味しいとは思う。
食べ物でびっくりしたと言えば、500mlの水が1リラと激安。
あとはエキメッキとトルコでは呼ばれている、バゲットが美味い。中はフワフワで少し甘い。外はパリッとしていて、日本で食べる様なバゲットだと口の中で刺さって痛い思いをすることがあるのだが、それがない。
ケバブ系の肉は日本で食うより少し味が強くて良い。という程度だな。好みもあると思うが、やっぱりタイ料理とか日本料理には勝てないと思った。

昼過ぎから夕方は欧米人が水着で水遊びをする時間の様だ。木陰のベンチで風景を眺めていると、これでもかというくらいビキニを来たダイナマイト級のお姉さんからおばさまが多勢いらっしゃる。彼女たちの凄いところは、写真を撮る度にセクシーポーズを決めるのだ。腰を突き出したり、寝そべってみたり・・・。「どんだけ自分大好きなんだよ」
って分からない様に日本語で小声でツッコんでみたりして暇つぶししている。

4時にパムッカレに登り、木陰で昼寝をしながら夕暮れを待った。夕方は結構涼しくてベンチで寝転がっているといい感じで眠くなる。夕暮れはおよそ19時前後なので三時間もあるので暇つぶしに、いろんな観光客に写真を撮ってあげたりした。
夕暮れを待つまでは結構時間がかかるが、陽が沈むのはあっという間だ。太陽が山の方へ沈み始めると、空が紅く染まり始める。それと同時にパムッカレの棚田に張られた水面も紅く染まる。空も紅、地表も紅くなる。数十分の間のシャッターチャンスに周囲の人たちもバシバシ写真を撮りまくっている。
今日は、昨日と違って雲が出ていたのでこれまた違った夕景を見ることができた。
これでパムッカレはおしまい。明日はあんまり興味がわかないのだが、エフェスというローマ時代の遺跡が多く残っているエリアにとりあえず移動して見ることにした。
あと六日残ってるけど、何しようかな・・・。

2011年9月18日日曜日

パムッカレでノンビリ。

カッパドキアのギョレメ・オトガルを21:00にバスは出発した。今回のバスはかなりゆったり目にシートが設定されていたので、リクライニングもかなり倒せた。もしかすると旅客機のエコノミーよりも快適かもしれない。イスタンブールからカッパドキアまでのバスもそうだったが、乗車すると必ずチャイ(といってもティーパックだが)が配られる。そして十時間をこえる移動の始まりだ。バスの移動はこれで二回目だがラオスなどとは快適さが圧倒的にトルコが素晴らしい。ただ難を言えば道が全て綺麗に整備されていないために多少揺れる。可哀想なのは子供達で必ず道中で一人は車酔いで車内が大変な事になった。

十時間後。バスを乗り換えパムッカレ村に到着。朝七時だ。
とりあえずリュックを背負い、街中を歩いて回ったが何もない小さい村だった。流石に観光地のお膝元なので多少の宿やレストランはある。
パムッカレ名所として知られている石灰石でできた棚田を見にいってみた。目の前に真っ白な高台が見える。入り口で20TLも支払い靴を抜いでは出しで石灰石でできた坂道を登って行く。
道には水が流れていて足元が気持ち良いし、朝日に反射してキラキラ光ってきれいだ。
高台まで登り切ると、あの雑誌やテレビで有名な石灰棚そこを流れ落ちる沢山の青い水を期待していた。
が、水が張っているのは一部の棚田だけであとは水なし。かなりがっかりした。近くに座っていたガイドさんによれば、時刻や隔日で水を貼る石灰棚のブロックを変えて入りのだそうだ。
どうやら石灰棚保護のためだそうでこれからどこに水が流されるのかは警備員も知らなかった。
それでも一部のブロックで満面に水が張られた棚を見つけることができた。水面は薄いブルーで数十ある棚が段々に並んでいる。
まぁこんなもんだろう。写真に撮ればよく見えるはずだ。

宿探しは意外に早く決められた。すぐにでもシャワーを浴びて横になりたい。20ドルでエアコン付きで感じのいいオバさんがやっている宿に決めた。少し昼寝をしてから遅い昼飯にでかけた。近くにはロカンタと呼ばれる食堂はないようで、ケバブ屋かパンケーキ屋くらいしかない。取り合えずミニハンバーグのようなキョフテとEfffesビールで乾いた喉と胃袋のご機嫌とった。

トルコではお茶が安く飲めるが、オレンジティーやアップルティーはほとんどジュースを温めたもののようなので、あまり有難がらなくてもいいかも。

夕方もう一度石灰棚にサンセットを撮りに出かけた。朝購入したチケットは一度きりの入園らしく再度20リラ払わされた。
朝は日本人観光客のグループがどさぁっとやって来ていたが、午後になると水着姿の欧米人ばかりになっていた。確かに石灰石段々畑と青白く濁った水のコントラストを楽しむには朝の方がいいのかもしれない。なんいせよ今日の水の出し方は少ない方で観光客にはアンラッキーのようだ。

夕陽に照らされたパムッカレの石灰棚は淡いオレンジ色に染まり夕陽は紅く山々稜線をくっきり映し出してくれる。
視界に入り切らないほどの風景が紅く染まり夕陽は山の向こうに沈んんで行った。夕陽好きの私にとっては何とも言えないご馳走を食べる瞬間なのである。
この夕陽を見るだけでもパムッカレに一泊する価値はあると思う。

2011年9月17日土曜日

気球に乗ったオジサン。@カッパドキア

十二時間夜行バスのはずが十四時間かかってカッパドキア街ギョレメに到着した。本来ならばバスステーションで待っていてくれるはずの人物も見当たらない。
じゃあしょうがないから、散歩がてら歩き回るか・・・。という訳にも行かないので、ツアーインフォメーションオフィスのオヤジにツアー会社の場所を聞いて向かった。
ボッタクリの味噌がついているので、そんなにツアー自体のコーディネートには期待はしていなかったので、まぁこんなもんだろう。自力でなんとかツアーに合流できた。
カッパドキアは地域の名前らしくギョレメという街が観光の中心になっているようだ。
ツアーは10人位乗れるミニバスで遺跡や博物館を一日かけて観て回る。主に3つのツアーコースがあるらしく、Red、Green、Blueという色分けで毎日やっている。
私は一日目はRed、二日目はGreenに参加したが、お勧めはRedコースの遺跡の街(名前失念)のある高台に登ってカッパドキアの風景を一望できる場所だ。なんいっても見晴らしが良いのは気持ちがいい。崖に作られた住居やとんがり帽子のような変わった岩が全部見える。
Greenコースはちょっと体力が必要。ウフララ渓谷を一時間トレッキングや岩を掘ってできた部屋がある山を登ったり、結構疲れる。幸いカラッとした気候なのでそんなに汗はかかなかった。

カッパドキアでナンバーワンのツアーはなんといっても、気球ツアーだろう。朝五時に集合してミニバスで離陸の準備をしているたくさんの気球の離陸ポイントまで向かう。脇の高さ位まであるバスケットに乗り込み出発だ。私が乗ったのはバスケットが四区画に仕切られている15〜20人乗りくらいの500mまで登って行く。大抵高いところから下を見ると、お尻の穴がキュッとなるのだがこれは以外と怖くないぞ。
陽が登ってくるとカッパドキアの渓谷や岩が朝日に映し出されて綺麗だ。しかも、沢山の気球が上がり始めるとなんとも壮観である。パイロットの兄ちゃんは一度上がり切ると渓谷の中まで降下したり岩肌の側まで近寄ったりとテクニックを披露してくれる。横に乗っていたフランスからのご婦人たちも大喜びだ。気球ツアーはだいたい一時間位で着陸しておしまい。
最後に打つ上げでシャンパンで乾杯する。気球によって値段が違うらしいがだいたい一人10000円前後とのこと。
カッパドキアの朝夕は以外と冷えるので、長袖を一枚羽織っておくと良い。私は無謀にも半袖で参加(ツアー客の中で俺だけ)したのだが、離陸までは確かに寒かった。気球に乗り込めばバーナーの炎で結構暖かかったので助かった。
気球ツアーはお勧めである。
ツアーも終わり、20:30の深夜バスでパムッカレに向かうのだが、バスに乗る前にハマムで汗を流そうと思ったのだが、カッパドキアにはハマムが一件あるにはあるが、高級そうなマッサージスパだったので断念した。
明日パムッカレで温泉に入ろう。

2011年9月15日木曜日

慣れてきたかも@イスタンブール。

朝チェックアウトして海岸沿いを一時間散歩。
旧市街の路地を抜けてマルマラ海沿いを歩くと右手にはアジアサイドの街並みが対岸に見えるる。岸壁にはヒゲオヤジ共が海パンで寝転びながら釣りをしている。
大抵のオヤジは目が合うと「日本人か?」とニヤニヤしながら話しかけてくる。これは客引きではなく単なる挨拶。陽気なオヤジ共だ。すれ違う子供達からも声をかけられる。

ガラタ橋まで歩いて休憩。庶民の食べ物は安い。ホットドッグ(sosisli sandvic)は2TL。ミネラルウォーターは0.5TLと激安だ。
エミノニュ名物サバサンドも食べたが、普通だった。サバだけなら日本の方が脂がのっていて美味い。

やっぱり街中を自分の脚で観て周らないとお国柄もわからないし、面白さも見つけにくい。人のアドバイスも必要だが最後は自分の目と脚で旅は味わうもんだなぁと改めて感じた。

ガラタ橋から丘を登る様に小さな土産屋が並ぶ路地を抜けて行くとグランドバザールになる。小さな入り口を入ると迷路の様に細い道が入り組んだ市場街になっている。まるで地下の迷路に入り込んだみたいな感覚になる。
バザールにはトルコ石で作ったアクセサリーや陶器、絨毯、スパイス、お茶など様々な土産物が並んでいた。個人的には基本買い物はしない人なのでグルリと一周回っておしまい。近くのケバブ屋でランチにした。
トルコのいいところは、どこに行っても安くチャイが飲めるところだ。1ルピーでチャイを出前してくれる。それで数十分は時間を潰せる。なんとお安い休憩なんだろう。スタバもコーヒーTALLサイズが4ルピーなので日本で飲むよりお徳である。
日中のイスタンブールは日差しが強いのでちょっと暑い。海からの風が吹いているとちょうどいいしのぎやすさになる。そろそろ汗もかいてきたので、さっぱりするか・・・。ということで、チェンベルリタシュ駅側のハマムへ。ハマムとは所謂トルコ風呂である。ここは観光客向けらしく入場料は高め。入浴料とアカスリで65TL。ローカルの人が行く様なハマムだと数リラらしいので、かなりお値段高めである。
受付にはちょっと綺麗目なお姉さんがいて、コースを説明してくれた。その後はヒゲオヤジばかり・・。二階のロッカー兼個室脱衣所で布切れ一枚を腰に巻いて一階の浴場に入る。浴場は、モスクのドームのような屋根になっており、真ん中に丸い大理石でできた土俵のような大きな台がある。その上で寝転んでアカスリをしてもらうわけだ。モチロン、ヒゲオヤジにである。湯を浴びながら暫くしていると、やっぱりと思ってしまう位ビンゴなデカイヒゲオヤジが俺を呼んでいる。台の上に寝そべらされ、イキナリ全体重をかけてストレッチをされる。「グェ〜。」と蛙が潰される様な悶絶の声がドームにこだました。オヤジは「ジャポネ?」「グー?」と笑ながら俺の体をいたぶる。意味も無く途中途中で、脚やら背中やらをバシバシ叩く。
優しさのかけらも、癒しも無い。最後は泡だらけになった俺にバケツで水をぶっかけて流す。なんと荒っぽい仕事なんだろう。
と思って、他のひとたちの仕事を観ていると結構親切に優しく背中を流したりしている。
俺だけこんな目にあってるのか・・・。日本人だと思ってバカにしてるのか、遊ばれてるのか・・。まぁ内容的には面白かったが65TLの価値はないかもしれない。

宿で働いている日本人の方から話を聞いたのだが、最近ブルーモスク周辺で自称トルコ人とスペイン人の男二人組が写真をとってくれから会話が始まり、最終的にはビールのみに行こうと誘われボッタクリバーに連れていかれるという被害が多いらしい。
トルコに来られる方は流暢な日本語で話しかけてくる男は無視する方が良い。
ということでこれからぼったくられたカッパドキアツアーにいって来ます。内容が額面とおりならラッキーということで。

2011年9月14日水曜日

イキナリぼったくられるの巻

バンコク23:30発のTK69便で早朝5:30にイスタンブールに到着。地下鉄とトラムを乗継ぎスルタンアフメット地区まで約45分位だろうか。トラムにはスーパーマリオみたいなガタイのイイヒゲ親父がわんさか乗っている。
駅に着くと右手に大きなモスクが見えてくる。ブルーモスクとして有名なスルタンアフメットジャーミーだ。早朝という事もあり人も少ないし、以外に涼しいのでモスク前の公園のベンチで一息付きながら写真をとったりした。後でわかったことだが、ブルーモスクを写真に撮るなら午前中がイイかもしれない。午後のなると逆光になってしまうからだ。と今夕方の6:00にブルーモスク前のベンチで1ルピーのチャイを飲みながら日記を書いている。
今日は色々あった。大抵初めての国だと現地の人達との距離感で困る。トルコ人はかなり距離感が近い。真っ先に近づいてくるのは、日本語の流暢な絨毯屋である。これはビジネスじゃないよ、フレンドシップだよ。とキサクに話しかけてくる。アジアでも大抵このての人達は商売なので無視するのだが、トルコ商人はしぶとく食い下がってくる。果ては商売じゃ無くこれからの旅が楽しくなる様にアドバイスするからとか手を変え品を変え話かけれくるのだ。
思えばキチンと断る術を持っていれば良かったと改めて思う。店で一緒に朝飯を食おうから始まってカッパドキアにはツアーのほうがイイから手配してやるとか、商売に直接関係のないサービスをあれこれしてくる。
「色々やって貰っても絨毯は買わないよ。」
と言うと、そんな事は関係ないこれはフレンドシップだと押し付けてくる。これの繰り返し。だんだんと思考能力が落ちてくる。
最終的には絨毯を見せられ、こんなにいい品物なのになぜ今買わない?とか、買わないって言ってる人ほど買うんだとか、かなり強引な売り方を結局してくる。

全く買うつもりは無いが、これだけアレコレ理由をつけて売るってのも営業魂があるなぁと関心はした。
後で調べて解ったのだが、彼らに紹介されたカッパドキアツアーも10000円ほどボッタくっているそうだ。申し込んでからでは後の祭りではあるが、大抵初の国での洗礼でぼったくられるのはあるので、勉強代として納得するしか無い。

俺とした事が・・・。
ホーチミンでも似た様な事あったじゃ無いか!!
自分が情けなくなってきた。

しかし、カッパドキアへ行くならツアーの方がいい事は間違いないらしい。エリアが広い上に交通機関もほとんどないため、移動に時間がかかるそうだ。なので1、2日で周りたい人にはツアーのほうが効率的なんだそうだ。

一人で旅をしていても刺激も無いし寂しもんだが、地元の人に近づくといい事もあるが悪い事もある。これはどこの国でも同じだが、基本自己責任なので失敗もあるし嫌な気持ちにもなったりする。命が危ないとかではなければ、知らなかった自分が悪いのだ。

やはり、行き慣れた国とは違う。到着して一日目ではあまりトルコという国自体が好きにはなれなかった。
全体的に親切なのだが、遠慮という考えがなさそうだ。なので本当に信用できる人かどうかの見極めが難しそう。

ちょっとこの国との付き合い方もわかってきたので、明日は楽しめそうだ。と思う。

2011年9月8日木曜日

Macサイコー。

先日、4年前に購入したWindowsマシンがぶっ壊れて電源入れても起動しなくなった。
No PC No Life
なので、速攻ヨドバシカメラへ。以前からWindowsマシンに不満を持っていたのでなんの迷いもなくiMacを購入した。しかも27インチモデルだ。
何が良いって、システムブートとシャットダウンが異常に速い。当たり前だがGUIの操作性も最高。付属のキーボードとマウスも意外に使いやすい。ディスプレイも非常に綺麗。なんと素晴らしいのだiMac君。
買ってよかったと毎日実感してしまう。
初期インストール状態で普段使うようなほとんどのソフトウェアは導入済みだが、Docのセットアップや画像処理ソフトなどのフリーソフトを試しては削除して、気に入ったら使い込むというくり返し。

バックアップ用にWindowsマシンで使っていたUSBディスクをつないでTime Machine用にしてみた。あまりデータを戻すことはないと思うが、リストアの時の画面まさにタイムマッシーンでこれまたかっこいいぜ。

そのソフトでも気に入ったものをリストアップしておこう。

Mac用地デジ対応TVキャプチャーソフト:m2TV
これはMacで地デジを観るためのチューナー(GV-MACTV)のビューアソフト。
ちょっといけてないのは、チューナー自体がMacOSの32ビットモードでしか動作しないこと。しかたないのでTVを観るときはシステム起動時に'3'と’2’のキーを押しながら立ち上げている。更に他のスクリーンキャプチャ系ソフトが同時に動いていると落ちるので残念。画像は綺麗。


画面キャプチャソフト:SimpleCap
ブログや撮ってきた写真の一部だけ切り出したい場合に使っている。画面全体やアクティブウィンドウ、指定した範囲などでのキャプチャが可能。



高速ストリーミング録画:Jaksta
YouTubeなどのストリーミング動画をダウンロードして、iTunesに登録している。
ダウンロードスピードも結構速くて便利。


SNS統合クライアント:TweetDeck
iPoneで使っているSNS系ソフトのデスクトップ版。Twitter, Facebook, LinkedIn, foursquareを統合できるので便利。



動画再生ソフト:VLC media player
MacOSにはQuickTime Playerが標準でインストールされているが、早送りなどで見たいところまでジャンプするのにはちょっと向いていないので、使っている。長編動画でもゲージをスライドさせれば、見たい部分まですぐにジャンプできるので便利。

Google日本語入力
”ことえり”だと(・∀・)イイネ!!とか変換で絵文字が出てこないので採用。変換も結構お利口さんである。




エンコーダ:HandBrake
DVDなどのISOイメージをMP4などのファイル形式に変換する。ライブなどのDVD映像をMP4にしてiPhoneに入れて楽しむために使おうと思っている。




Microsoft Office 2011 for Mac
会社の激安プログラムで購入。


2011年9月2日金曜日

連絡事項:中澤君へ

先日iMacを購入してiPhoneと同期したらアドレス帳のデータ間違って消しちゃいました。
どうしても中澤君、君に連絡とりたいのですが全く連絡先がわかりません。
このブログみたらメールでもいいので連絡ください。
アドレスは、
woothai1204@gmail.com
です。念のため。

2011年8月29日月曜日

揚げバター??

最近、食い物のブログになっちゃってるけど書かずにいられない記事を発見。
「バターの塊を揚げた超高カロリージャンクスナック ”揚げバター”登場。アメリカ」
だと・・・・。
以下記事


アメリカで超高カロリーで超ジャンクなスナック「揚げバター」が売られている
アメリカのアイオワ州で夏に開催される「 Iowa State Fair」というイベントで、揚げバター(Deep fried butter)」を売る店が出店しています。揚げバター...。
その響きだけでお腹いっぱい、胸焼け、胃もたれを起こしそうな破壊力。
スティックに挿したバターの塊にシナモンとはちみつをべっとりと塗って揚げて、最後にお砂糖をデコレーションするだけのシンプルなスナック。もう揚げている時点でバターがしたたり、食べている時もバターがしたたり、口も手もバターでギットギト。何この超ジャンクっぷり。このバタースティックは1本4ドル(約310円)で販売されています。
試食したアメリカ人もさすがに「バターの味しかしない」とあまり好意的な感想は残しておりませんでした。まあ、日本では「揚げバター」という発想すらないでしょうから、さすがファット大国アメリカというところでしょうか...。うえっぷ。

ちなみに作り方もご丁寧にYouTubeで公開されている。ありきたりの食生活に満足していないアナタ!是非お試しあれ。



うぅぅ、胸焼けしそう・・・。

2011年8月21日日曜日

麻婆茄子。

最近何かメリハリが無いプライベートになりつつあるなぁ。外出しても暑いし、昨日今日は雨だし・・・。
仕方ない、料理でもすっか・・・。ってことで最近CMで流れてる麻婆茄子を見てて、ついつい食べたくなってしまった。



モチロン、「麻婆茄子の素」は使わない。ちょっと山椒を入れ過ぎてビリビリ感満点だったが、汗をカキカキ美味しく頂きました。



2011年8月6日土曜日

おうちで冷麺。

こう暑いと外に出る気も起こらず、部屋でダラダラしている週末。そんな週末のとりあえずの楽しみは何を食べるか?ということだ。
何かのTVプログラムで観たのだが、色々気持ち的にブルーな時は料理をするのがいいそうだ。
何をつくろうか?とかどういう段取りでやろうか?とか前向きなことを考えるので、精神衛生上いいらしい。
そこで、今夜は先週韓国で購入してきた水冷麺を作ることにした。


スーパーマーケットでキムチ、ナムル、卵を購入してきて早速調理に取り掛かる。調理と言っても湯で卵作って、キュウリを切って・・・。位なもんだからお手軽ではある。
麺を茹でる時間は50秒とあっさりでう、うどんとかパスタよりこれまたお手軽である。ここでの一手間は、これまた韓国で買ってきたステンレス製の冷麺の器だ。
これを冷凍室で冷やしておくと、冷え冷えで夏には持ってこいだ。そこに材料を盛り付けスープを投入する。
出来上がりはこんな感じ。

流石にロッテ免税店の売り子のアジュンマがオススメするだけ会って美味しい冷麺でした。
料理って作るまでは時間がかかるけど、食べるのはあっという間だなぁ。

2011年8月4日木曜日

おさわり探偵 小沢里奈

というiPhoneアプリを無料なので落としてみた。余りに夜寝れない時とか暇なときにでも頭でも使って余計なことを考えないようにしようって思ったのでちょうどいい。

「おさわり探偵」

というフレーズに惹かれたのだが、なんのことはないiPhoneの画面で怪しいところをおさわり(タッチ)して、事件の謎を解いていくゲームのようだ。
どうやらニンテンドーDSで出ているゲームをiPhoneに移植したらしい。

まぁ、暇つぶしにはいいかもしれない。

2011年8月2日火曜日

最近お気に入りのCM。

最近はアジア系アイドルを起用するテレビCMが増えている。
その中でもお気に入りは
少女時代が出演するリプトンのCMだ。
曲は日本版アルバムに収録されている「Let it rain」。スローテンポな曲だ。
何がいいかって、ソヒョン、ユリ、ユナの三人が真ん中で一番目立っているのだ。これは何度観ても飽きないね。



Mr.TAXI版もあるよ。



目の付け所がイイねリプトンさん。
ちなみに、韓国ではこんなCMもやっている。



ちなみに、台湾のリン・チーリンはもう最高過ぎて何も言えない。



今、日本で対抗できる旬な女性タレントは武井咲あたりだろうか・・・。

2011年7月31日日曜日

Go Go!! 韓国。本編

今日から二泊三日で久しぶりの韓国だ。初めての羽田国際線ターミナルは以外と小さい感じがした。
そんなに店舗も多くないし、食べ物屋も出国後は少なくなる。
ただ、ありがたいことにSKY LOUNGEは、各航空会社共同経営のようで、エコノミークラスでもクレジットカードがゴールドなら利用できる。利用できるのはドリンク類だけのようだが、時間つぶしができる。

今回はラッキーなことにビジネスにアップグレードされていた。2時間程度のフライトだけどこれまたありがたい。日本に心配事が残ってるのだが、来週まではどうにもならないので、週末はソウルで楽しんでやる。まずは機内でワイン飲みまくってやるか・・・。



ビジネスクラスのユッタリシートで缶ビール2本と白ワイン1本を空けて、機内食も完食して、ノンビリし始めたと思ったらもう金浦空港に到着。
到着ロビーには既に先入りされていたmomotoshiさんとsakathaiさんがお出迎えしてくれた。
これから、北朝鮮との国境町パジュ市へ鰻を食べに向かうのだ。タクシーを一日チャーターしていざ出発。

タクシーの運転手イさんが言うには、この数日間の大雨は百年ぶりの豪雨だったそうで、多くの場所で水没や浸水が起きていそうだ。幸いにも今日は雨が止んで晴れている。そんな話をしながらソウル市内流れる漢江沿いを走っていると、何時の間にか有刺鉄線が貼られたフェンスが目に付いてきた。一定間隔で見張り小屋があり、兵士が出入りして入る。
どうやら、脱北者などの侵入を防いでいるらしい。川の向こうは霞がかった緑の低い山々が風景画のように広がっている。北朝鮮だ。これからその国境を流れるイムジン川沿いで鰻を食べる。

伴鴎亭ナルトチプ(鰻屋)

金浦空港から車で一時間程度の坡州(パジュ)と言う町にきた。店構えは歴史が有りそうでしかも広い。建物の中を通り抜け、川沿いにで出ると庭になっていて、座敷がある。そこで食事ができるようになっていらしい。
座敷に上がり木陰で過ごしやすいのでノンビリできるのだが、すぐ横は有刺鉄線が貼られたフェンス。
ちょっと緊張感もある。

鰻(장어)が一人前₩30,000。注文するとテーブルごと座敷に持ってくる。既にテーブルにはキムチやサンチュなどが並べられており、後は鰻待ちだ。
店の軒下では数人のアジュンマ達が鰻をタレにつけて焼いている。その煙がこれまたいいにおいだ。
やってきた鰻クンは既に切り分けられており、これをサンチュやエゴマの葉、ナムル、生姜などと一緒に巻いて食べる。鰻が肉厚なので食べ応えがある。脂ののりも抜群だ。
屋内で見た生簀には、ナマズかと思うくらい極太の鰻がウヨウヨしていた。これは肉厚で脂ののりもいいはずだ。

屋外の過ごしやすい木陰で、北との国境をの川を有刺鉄線越しに眺めながら食す鰻は最高であった。

オドゥ山統一展望台


鰻で満腹になった鰻屋からクルマで30分程度の所に、北朝鮮側を眺められる「オドゥ山統一展望台」がある。
展望台からはイムジン川を挟んで向こう側に北朝鮮の土地が見える。最上階の展望室では北朝鮮と韓国との関係や向こう側に見える北朝鮮の町には殆ど人が住んでおらず、国繁のアピールをするための
飾りであるらしきことも言っていた。手前の韓国は道路も舗装されクルマも行き交い、ビルも立っているが川向こうは、人が住んでいるような街というような眺めは確認できない。
これほど差があるものなのかと、北と南の差を生で感じられる場所だった。
展望台には、北朝鮮の特産物や住まい、学校の模型などが展示されている。それらは日本の昭和初期のレベルのシロモノだった。









ペダリ酒博物館
ここではマッコリの製造販売を行っているので、4本セットを購入一本200円しないのだが、ホテルに持ち帰って飲んだら飲みやすく美味しゅうございました。


2日目は、東大門と南大門を散歩が中心。

オジャンドンフンナムチプ
でランチ。11時過ぎに行ったら既に満席に近い状態だった。ここは二回目だが、この店のビビン冷麺以上に美味いビビン冷麺は食ったことがないと言えるほど美味い。
ここのオーナー一家は北朝鮮からの避難民で1953年から今までずっと、故郷の興南(フンナム)の味を守り続けているらしい。
まずはテーブルにつくと、ヤカンとステンレスの湯飲みが出てくる。ヤカンの中には牛骨でダシを取ったスープ(ユクス)が入っている。食事前にこれを飲むと胃が活性化する感じがする。
まさに五臓六腑に染み渡るって感じで美味いのだ。
メニューは冷麺だけだが、辛いビビン冷麺と普通の水冷麺などがある。どれも美味しいらしいが、やはりオススメはエイの刺身が入っているフェ・ビビン冷麺のようだ。(momotoshiさん談)
私は普通のビビン冷麺を食べたが、麺が物凄く細くしかも腰がある。辛味噌も辛すぎず甘すぎずでいい辛さだ。もうこれは美味いとしか表現できないので、どれだけ美味いかを知りたかったら
お店に行ってください。全ての冷麺は₩8,000とお安いのもイイ。



大都食堂(テドシクタン)本店

地下鉄2号線上往十里駅から歩いて10分程度の場所にある焼肉屋さんで二日目の夕食。
ここは、日テレの"Music Lovers"でKARAの特集が組まれたときに紹介されていたお店である。韓国焼肉といえば甘めのタレに漬けられた"カルビ"が有名だが、この店は
韓国牛ロースをそのまま焼いて胡椒入ごま油と辛味噌で和えたネギでいただくのだ。
牛肉のそのままのウマさを味わいたいならこれは最高である。

店の前には土曜の7時過ぎで既に数組の家族が入り口で待ち行列を作っていた。予約もせずに店に来たのですごい待たされるかな?と若干ビビったが、本店の横に離れがあってそちらに行けということで
来店して15分ほどでテーブルに吸われた。

このお店のメニューはこの肉だけで、座っていると勝手に肉が出てくる。すき焼き鍋のような黒光りした浅めの鍋にラードが放りこまれて準備OK。
韓牛ロースのおでましだ。鍋の中に肉を放りこみミディアムレア状態で食べると肉の甘味と柔らかさを堪能できる。
三人モクモクと焼いては食べと一気に三人前を平らげた。




するとアジュンマがカクテキを持ってきて鍋にぶち込んで炒め始めた。
アジュンマの焼き飯をつくる手際が物凄い。あっという間に白飯がキムチ色になっていい匂いがしてきた。ついついその手つきに見惚れてしまった。



出来上がったのは締めのカクテキチャーハン(カクトゥギポックンパ)だ。これがまた美味い。辛さとカクテキの酸っぱい感じが焼き飯にベストマッチである。
流石に韓牛一筋40年の気合が感じられたイイお店だった。
残念ながらKARAのジヨンには会うことはできなかった。(当たり前か)

2011年7月27日水曜日

最近寝られないなぁ。

微妙に暑くて寝苦しいってのもあるけど、この数週間心配事があって頭からそれが離れないわけで・・・。

ちょっとの間なんだけど、自分にとっても非常に大切な人が音信不通になってしまっているのでどうしてるのか・・・。何かあったんじゃ?

って考えてると寝られない。
連絡ないのが元気な証拠とも言うけどなぁ。
何もなくて再会できることを祈るのみだ。と自分に言い聞かせて悶々としながら無理やりベッドで横になるしかない。

2011年7月22日金曜日

Go Go!! 韓国。その2

早速、家に帰ってきてチャプチェを作って夕飯にした。
材料は

  • 玉葱
  • 人参
  • ピーマン
  • しめじ
  • ニラ
  • 醤油
  • 砂糖
  • オイスターソース
  • コチュジャン
  • 白胡ゴマ・おろしニンニク
  • ごま油
  • 春雨


野菜を千切りにしてごま油で炒める。春雨をお湯で戻して水洗いして水切りしてから野菜と混ぜる。
で、調味料で混ぜて出来上がり。


(゚д゚)ウマー

Go Go !! 韓国。

暑〜い東京よりも、辛〜い韓国だ。来週の週末二泊三日で韓国行っちゃうもんね。今回旅は幾つか始めての体験があって、ちょっと楽しみなのだ。
ひとつは、羽田国際線を使って出国すること。
二つ目は、北のイムジン川まで行って鰻を食ってくること。
そして三つ目は、K-Popが大流行している今、ソウル市内で少女時代やKARAクラスの子が街中にどれだけいるのかを調べてくる事だ。
既に日本国内では、少女時代の10人目として加わって貰いたい位綺麗で可愛い大好きなRさんがいる。
しかし、本当に韓国国内の美女人口はどれだけ変わったのかが気になる。写真撮らせれもらって美人時計韓国版でも作ろうかな。
あ、あと眼鏡を幾つか作ってこようと思う。

2011年7月18日月曜日

Travel Brainお試し

FaceBookのアプリでTravelBrainってのがあるので使い勝手を調査してみた。自分が行ったことのある街を登録してマップ上に反映させるアプリ

Travel Map
I've been to 32 cities in 16 countries
Hiroyuki is an explorer that:
occasionally strays off track
is happy with a roof and running water
likes a little risk
Travel cred: great
I rank in the top...
0.3% most cities visited - Macau
0.7% most cities visited - Myanmar (Burma)
2% most cities visited - Nepal

2011年7月10日日曜日

暑~い日の過ごし方。

いや~暑いですねぇ。
先日は久々に大久保で夕ごはんを食べました。大久保は相変わらずの韓流ブームらしく、街中は女性がわんさかです。お店は友人T君の奥様の指定で「韓cook」という韓国料理のお店。

金曜の7時に集合ということで向かってみると、既に8組以上の待ち状態。どうやら予約はできないらしく、店の前に女性客がずらっとお並び状態。
「そんなに美味い店なのかな?」
と思ったのですが、どうやら味の他にもウリがあるようで、店員が全て韓流イケメンなのだそうです。

だから、女性客が並んでるんですね。納得しました。
暑い中、団扇でパタパタしながら順番を待っていると、どうやらTV番組「都バスで飛ばすぜぃ」(日テレ)のロケがこの店で行われるようで、次課長の河本、京本政樹、柳沢慎吾の三人が目の前で店長さらしき人物と、少々トークをした後に二階の部屋に消えていきました。

周囲の女性陣は韓流好きだからなのか、特に芸能人3人を目の前にしても
シーン・・・。
って状況。

やっと順番が回ってきて早速注文したのが

ゆず生豚はちみつサムギョプサル

です。”はちみつ”といっても甘い味付けなわけではなく、豚肉に格子状に切れ目を入れて焼くので蜂の巣のような模様になるからだそうです。だったら蜂の巣とかにすればいいのでしょうが、やはり女性ウケを考えると”はちみつ”なんでしょうね。焼き始めてから、はさみで肉を切って、更に盛り付けるまで全部イケメン店員クンがやってくれます。

他にもチーズ海鮮チヂミ、チャプチェなどを注文。お味はまぁまぁ美味しかったです。
暑い夜には辛い韓国料理もいいですね。


昨晩金曜の夜は、かなりの量を食べたので今日、土曜のご飯は軽くということで、馴染みの地元の蕎麦屋「甚作」で「ゴマだれ蕎麦」を。
今日はかなり暑かったので、夏っぽい夜の過ごし方を使用ってことで、枝豆、トウモロコシなどなどを買い込んできてサッパリあっさりの食事にしてみました。昨夜のドスン系の韓国料理とは真逆な夕飯です。枝豆を茹でて風呂上りのビールのおともに、ついでにトウモロコシを茹でて夜食用。


夕ごはんは久しぶりに田舎料理の「冷や汁」を作ったりして、夏の田舎を思い出しました。
すり鉢に、煎った胡麻、しそ、砂糖、味噌を入れてスリスリ。
そして輪切りにしたキュウリを入れて冷水でつけ汁を作ります。今日の麺は稲庭うどんにしてみました。
冷たくさっぱりしてるので、いくらでも食べられます。子供の頃、夏の暑い日の夕食はこれが良く出てきたのを思い出しました。
本来は、大葉ではなく庭に生えていた紫色のしそを採ってきて作った思い出があります。

最後はビールと枝豆で、のんびりテレビを見ながらボーッとします。

美味しゅうございました。

2011年7月4日月曜日

東北美味いもんツアー。

今週末は久しぶりに遠出をした。
以前、担当のお客様で一緒に仕事をさせてもらった同僚のみなさんと仙台~鳴子温泉~東根~米沢をクルマで周遊してきた。
土曜日、7:30に自宅を出発。一路仙台へ。震災後初の東北地方だが、仙台に入ると高速道路の右手は津波の影響で荒れ果てていた。まだ復旧も終っていないようで重機や家の瓦屋根にシートを張って凌いでいる風景が生々しく見て取れた。
13:30に塩竈市に到着。仙台オフィスで働いているCさんと合流。目的の寿司を食べ向かった。
目的の寿司屋の周りは、津波の影響だったのだろう建物が崩れている状態だった。

すし哲

折角だから、”特上にぎり”(¥3150)を注文。
出来上がるまでに


浦霞の焼酎

をロックでいただいた。
浦霞はご存知のとおり宮城の地酒で有名だが、焼酎も作っているそうだ。地元でもなかなか手に入らないそうで、この”すし哲”さんにも1ケース程しか入荷しないというレアモノらしい。
一瓶¥4000と焼酎にしては高価だったが、折角なので・・・。ということで飲んでみたわけだ。
ロックグラスに注がれた焼酎は香りが良い。ぷうんという米焼酎の癖のない香りが鼻をくすぐる。
口当たりは非常に良く、水割りするのが勿体無いくらいすうっと喉を通ってしまう。これはロックでやったほうがいい米焼酎だ。


寿司もモチロン美味い。アワビなんか、もう柔らかいのにコリコリッとしてて、ちょっと磯の香りがしてもうたまらん。

やはり、特上は(・∀・)イイ!!

お腹が満足した後に、予定では松島の遊覧船に乗るはずだったのだが、震災の影響なのか最終便が14:00ということで乗船に間に合わず、近くの浦霞の酒蔵で今夜のお酒を購入してから塩竈神社でお参りして一路、鳴子温泉に向かった。

19時前に鳴子温泉に到着した。

宿は「幸雲閣別館」。

震災復興プラン?で一泊¥9000である。温泉はにごり湯で鉄分を多く含んでいるようだ。加水加温をしていない80℃以上の湯温のある源泉かけ流しである。数分首まで浸かっているだけで体の中があったまってくる。個人的には好きな温泉だった。別館というからには本館があるそうで、こちらの温泉とは泉質がことなるそうで、時間がある人は両方楽しめるようだ。

夕食も豚肉しゃぶしゃぶ、カニ、温泉蒸し野菜、などなど充実している。これで一泊9000円はお得だと思う。












翌日、さくらんぼ狩りをしに東根市へ。

阿部果樹園

今回のツアーのメインイベントである「さくらんぼ狩り」である。このツアーは自分は今回がはじめて1なのだが、他の皆さんはもう10年近く毎年ここを訪れているそうだ。グループメンバーにこの果樹園さんの親戚の方がいるということで長いお付き合いをさせていただいているらしい。
さくらんぼ園はお宅の真ん前にハウスとなっていて、その中にさくらんぼの木が10本位だろうか緑の葉の中に真っ赤なさくらんぼが鈴なりに実を付けている。緑の木々の中に真っ赤になったさくらんぼは非常に綺麗だ。
さくらんぼの品種は、モチロンあの「佐藤錦」である。

入場料¥1300で園内に入って、自分でさくらんぼをもいで食べるという寸法だ。木や枝によって若干味は違うようだが、ちゃんと熟した実を選べばかなり美味しい。果肉も沢山付いていて皮が凄く甘い。さくらんぼの実を一つ一つ近くで見ると、みんなピカピカでワックスでも塗ってるんじゃないか?と思うくらい綺麗なのだ。時間いっぱいまで食べ放題で、さくらんぼでお腹がいっぱいになった。
以前、よく仕事で庄内空港を使っていたが、この時期になるとお土産屋に佐藤錦の箱詰めが並んでいたが、目玉が飛び出るくらいの値段だったことを覚えている。それを満腹になるまで食えるというのはかなり幸せなことだ。


東根から米沢に向かい、締めは米沢牛のステーキということで向かったのは、


グルメ小僧 万吉


一階は肉屋になっていて、二階がレストラン。一階の肉屋にはなぜか亀がいた・・・。
夕飯はサーロイン150グラムをステーキで。¥5000也。
当たり前だが肉はもう柔らかいし、美味いしであっという間に胃袋に消えてしまった。この店の特徴なのか、ヒマラヤ山脈の岩塩をおろし金で削って肉にかけるというシーズニングを出してくれる。

一泊二日の強行軍ではあったが、久しぶりに美味いものも食えて楽しい思いができた週末だった。

ごちそうさまでした。