2011年9月19日月曜日

夕陽が目にしみるぜ@パムッカレ

パムッカレの朝も日差しは強いが、ちょっと涼しくてしのぎやすい。宿の簡単な朝ごはんをすませてカラハユットにいって見ることにした。近くのバス停からミニバスでカラハユットまで15分程度だ。カラハユットに何があるのかと言うと、「地球の歩き方」によるとレッド・スプリングと現地で言われいる温泉があるようだ。ミニバスではパムッカレの村を出ると右手に石灰石で覆われたパムッカレを見ながら曲がりくねった道を突っ走る。暫くすると、ヒエラポリスの入り口前に出てそのまま行くとカラハユットの町に入る。
ミニバスではまっすぐな商店街の道に入り終点のバス停となる。およそ15分の移動が2リラであるから安い。バスを降りてその先にあるレッド・スプリングなる場所に行って見た。日本人って温泉があると聞くとむしょうに入って見たくなる。
入園は無料で園内に入ると奥の方にこれまた石灰石でできた小さな棚田と小山があり、その頂上からお湯が湧き出ているようだ。パムッカレの石灰とは違い、こちらは赤茶けた色をしている。どうも水に鉄分が含まれているので紅くなっていることからレッド・スプリングと言われているようだ。
入浴できる場所は・・・と探したがどこにもない。皆靴を抜いでは出しで棚田に入っている。入るといっても足だけの様だ。
湧き出ているお湯は40度以上はある様で、かなり熱い。足湯にはいい感じだが、首まで浸かるということはかなり無理そうだ。
カラハユットの町はほとんど日本人はいない。かなりノンビリしているので、散歩にはもってこいだが、特に見るべきものはなさそうだ、観光で無理にくる場所ではないな。

パムッカレに戻ってきて、白い石灰石の高台を見ると米粒のような人の集団が一直線に並んでいるのが見えた。そうか、今日は日曜日だ。観光客も多いのだろう。人が多いと写真をとるのに邪魔になるので暫くピテというピザのような食べ物を食いながら夕方まで待つことにした。自分も観光客なので邪魔にするのも申し訳ないがしょうがない。

トルコ料理は世界三大料理とか言われているそうだが、この数日トルコ料理を食べたが、そんなにびっくりする程は美味いと思わなかった。一品一品が地味に美味しいとは思う。
食べ物でびっくりしたと言えば、500mlの水が1リラと激安。
あとはエキメッキとトルコでは呼ばれている、バゲットが美味い。中はフワフワで少し甘い。外はパリッとしていて、日本で食べる様なバゲットだと口の中で刺さって痛い思いをすることがあるのだが、それがない。
ケバブ系の肉は日本で食うより少し味が強くて良い。という程度だな。好みもあると思うが、やっぱりタイ料理とか日本料理には勝てないと思った。

昼過ぎから夕方は欧米人が水着で水遊びをする時間の様だ。木陰のベンチで風景を眺めていると、これでもかというくらいビキニを来たダイナマイト級のお姉さんからおばさまが多勢いらっしゃる。彼女たちの凄いところは、写真を撮る度にセクシーポーズを決めるのだ。腰を突き出したり、寝そべってみたり・・・。「どんだけ自分大好きなんだよ」
って分からない様に日本語で小声でツッコんでみたりして暇つぶししている。

4時にパムッカレに登り、木陰で昼寝をしながら夕暮れを待った。夕方は結構涼しくてベンチで寝転がっているといい感じで眠くなる。夕暮れはおよそ19時前後なので三時間もあるので暇つぶしに、いろんな観光客に写真を撮ってあげたりした。
夕暮れを待つまでは結構時間がかかるが、陽が沈むのはあっという間だ。太陽が山の方へ沈み始めると、空が紅く染まり始める。それと同時にパムッカレの棚田に張られた水面も紅く染まる。空も紅、地表も紅くなる。数十分の間のシャッターチャンスに周囲の人たちもバシバシ写真を撮りまくっている。
今日は、昨日と違って雲が出ていたのでこれまた違った夕景を見ることができた。
これでパムッカレはおしまい。明日はあんまり興味がわかないのだが、エフェスというローマ時代の遺跡が多く残っているエリアにとりあえず移動して見ることにした。
あと六日残ってるけど、何しようかな・・・。

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