2011年9月15日木曜日

慣れてきたかも@イスタンブール。

朝チェックアウトして海岸沿いを一時間散歩。
旧市街の路地を抜けてマルマラ海沿いを歩くと右手にはアジアサイドの街並みが対岸に見えるる。岸壁にはヒゲオヤジ共が海パンで寝転びながら釣りをしている。
大抵のオヤジは目が合うと「日本人か?」とニヤニヤしながら話しかけてくる。これは客引きではなく単なる挨拶。陽気なオヤジ共だ。すれ違う子供達からも声をかけられる。

ガラタ橋まで歩いて休憩。庶民の食べ物は安い。ホットドッグ(sosisli sandvic)は2TL。ミネラルウォーターは0.5TLと激安だ。
エミノニュ名物サバサンドも食べたが、普通だった。サバだけなら日本の方が脂がのっていて美味い。

やっぱり街中を自分の脚で観て周らないとお国柄もわからないし、面白さも見つけにくい。人のアドバイスも必要だが最後は自分の目と脚で旅は味わうもんだなぁと改めて感じた。

ガラタ橋から丘を登る様に小さな土産屋が並ぶ路地を抜けて行くとグランドバザールになる。小さな入り口を入ると迷路の様に細い道が入り組んだ市場街になっている。まるで地下の迷路に入り込んだみたいな感覚になる。
バザールにはトルコ石で作ったアクセサリーや陶器、絨毯、スパイス、お茶など様々な土産物が並んでいた。個人的には基本買い物はしない人なのでグルリと一周回っておしまい。近くのケバブ屋でランチにした。
トルコのいいところは、どこに行っても安くチャイが飲めるところだ。1ルピーでチャイを出前してくれる。それで数十分は時間を潰せる。なんとお安い休憩なんだろう。スタバもコーヒーTALLサイズが4ルピーなので日本で飲むよりお徳である。
日中のイスタンブールは日差しが強いのでちょっと暑い。海からの風が吹いているとちょうどいいしのぎやすさになる。そろそろ汗もかいてきたので、さっぱりするか・・・。ということで、チェンベルリタシュ駅側のハマムへ。ハマムとは所謂トルコ風呂である。ここは観光客向けらしく入場料は高め。入浴料とアカスリで65TL。ローカルの人が行く様なハマムだと数リラらしいので、かなりお値段高めである。
受付にはちょっと綺麗目なお姉さんがいて、コースを説明してくれた。その後はヒゲオヤジばかり・・。二階のロッカー兼個室脱衣所で布切れ一枚を腰に巻いて一階の浴場に入る。浴場は、モスクのドームのような屋根になっており、真ん中に丸い大理石でできた土俵のような大きな台がある。その上で寝転んでアカスリをしてもらうわけだ。モチロン、ヒゲオヤジにである。湯を浴びながら暫くしていると、やっぱりと思ってしまう位ビンゴなデカイヒゲオヤジが俺を呼んでいる。台の上に寝そべらされ、イキナリ全体重をかけてストレッチをされる。「グェ〜。」と蛙が潰される様な悶絶の声がドームにこだました。オヤジは「ジャポネ?」「グー?」と笑ながら俺の体をいたぶる。意味も無く途中途中で、脚やら背中やらをバシバシ叩く。
優しさのかけらも、癒しも無い。最後は泡だらけになった俺にバケツで水をぶっかけて流す。なんと荒っぽい仕事なんだろう。
と思って、他のひとたちの仕事を観ていると結構親切に優しく背中を流したりしている。
俺だけこんな目にあってるのか・・・。日本人だと思ってバカにしてるのか、遊ばれてるのか・・。まぁ内容的には面白かったが65TLの価値はないかもしれない。

宿で働いている日本人の方から話を聞いたのだが、最近ブルーモスク周辺で自称トルコ人とスペイン人の男二人組が写真をとってくれから会話が始まり、最終的にはビールのみに行こうと誘われボッタクリバーに連れていかれるという被害が多いらしい。
トルコに来られる方は流暢な日本語で話しかけてくる男は無視する方が良い。
ということでこれからぼったくられたカッパドキアツアーにいって来ます。内容が額面とおりならラッキーということで。

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