2011年2月17日木曜日

引っ張るお茶。

先日会社の同僚にマレーシア土産のインスタント・ミルクティーを頂いた。


以前に頂いたそれが大変美味しくて、立ち話で伝えたことを覚えてくれていたとのこと。ありがたや。
で、マレーシアではこのミルクティーを「テッタリク」という。
インドや、ミャンマーではチャイ。マレーシアやシンガポールではテッ。中国や日本はチャ
と似たような発音でお茶は表現される。

このマレーシアのテッは、かなりあまーいミルクティーで特徴は「タリク」という言葉で表されている。
タリク」とは、「引く」という意味。お茶を引くのである。これは臼などで茶葉を引くわけではない。
下の映像を見てもらえれば、一目瞭然。



二つの容器を持って、伸ばすようにお茶を泡立てる。この泡立てるテクニックを競う大会もあるらしい。
で、出来上がったテッタリクが下の写真。

一杯数十円とお安く美味しい。
マレーシアを訪れたら是非ご賞味あれ。

2011年2月9日水曜日

イスタンブールへの道(2)

今日、TVでトルコは親日国だという話を聞いた。
どうやら、昔々にトルコの船舶が日本の領海内で座礁したときに遭難しそうになった乗組員を救助し介抱した島民がいらっしゃったそうだ。

エルトゥールル号遭難事件

そのため、トルコの小学校の教科書にはその出来事や日本の文化について掲載されているらしい。
日本の教科書にも同じ事が書かれているそうだ。
また、イラン・イラク戦争の時にイランに居た日本人を開戦間際に国外脱出させてくれたのもトルコ航空で、それはトルコが昔の恩に報いたのだという。

イラン・イラク戦争におけるトルコ政府の日本への協力

だが、土壇場で個人的な親交に一縷の望みを託した野村豊在イラン日本国特命全権大使がイスメット・ビルセル在イラントルコ特命全権大使に救援を要請したところ、トルコ政府が応じ、トルコ航空の自国民救援のための最終便を2機に増やしてくれたので、215名の日本人がそれに分乗して期限ぎりぎりで危機を脱することができた。
なお、トルコ機は近隣に位置することから陸路での脱出もできる自国民に優先して日本人の救出を計ってくれ、実際この救援機に乗れなかったトルコ人約500名は陸路自動車でイランを脱出した。このようなトルコ政府とトルコ航空の厚情の背景には、1890年(明治23年)日本に親善訪問した帰途、和歌山沖で遭難したフリゲートエルトゥールル号救助に際し日本から受けた恩義に報いるという意識もあったと言われている。

後に日本からトルコの関係者に勲章を授与したという深イイ話を聞いた。

これは、行かねばならんな。

2011年2月2日水曜日

イスタンブールへの道(その1)

GWに2週間ほど休みをねじ込んだ。というより、ぶち込んだ。
とりあえず、バンコクに向かってからイスタンブールに向かおうと考えていたが、どうもバンコク-イスタンブール間の航空券もお安くない。安いので8万円~というお値段。東京発で向かってもトルコ航空やオーストリア航空などで10万円以内でチケットは買えそうだ。
あまり、バンコクからイスタンブールに向かうメリットはなさそうだ・・・。イスタンブールは夏休みにして、今回はネパール辺りに変更しようか思案中。
今、イスラム圏は暴動なんかで治安もかなり悪化してるしね。