2012年12月18日火曜日

孤独の胃袋(8)博多でも名物イッキ食い

さてさて、熊本から九州新幹線「さくら」で40分くらいで博多駅についてしまいます。便利ですね。博多に来たら胃袋的は馴染みの「割烹 川田」に向かえと言ってきます。この時期だとやっぱりフクですね。焼酎のお供に「フク刺し」と「白子炙り」を頂きます。
フクはやっぱり皮がうまか~です。あのモチモチした食感がたまりません。
やっぱり「ふく」
白子も炙って風味がよいです。口の中でトロッととろけます。
トロッとしてますよ
川田の女将さんも相変わらず気風が良くて、お元気そうで何よりです。
そして川田と言えば、「エビのバチバチ」です。エビを生きたまま白ワインに入れて酔っ払わせて生のまま頂きます。エビのプリプリな食感とほんのり白ワインの風味がついていて(゚д゚)ウマー。
白ワインの中でもだえ苦しむエビ達
頂きます。
さぁ、九州の旅最後の締めは「水炊き」ですよ。お店は冷泉公園そばの「いろは」さんです。博多でも有名なお店のようで多くの芸能人のサインが店いっぱいに飾ってあります。
宮崎・高千穂産の赤鶏を8時間かけて煮だした白濁鳥スープをまずは湯呑みに入れて、塩と柚子胡椒で楽しみます。
鳥スープは(゚д゚)ウマー

あぁ、五臓六腑に染み渡る」ってのはこういうことですよ。上品の鳥の出汁が胃の中に広がります。(゚д゚)ウマーと言うより、ε-(´∀`*)ホッとしますよ。
鳥スープには特製つみれと野菜が入ります。鶏肉は柔らかで(゚д゚)ウマーです。
ポン酢も自家製でキツくない優しいお味です。
鳥スープで作ったおじやもサイコ~。
ε-(´∀`*)ホッとする味






2012年12月17日月曜日

孤独の胃袋(7)熊本で名物イッキ食い

藁製くまモン。阿蘇山をバックに・・。
先日、二泊三日で熊本〜福岡を旅してきました。だいたいこの頃は海外に出てしまうんですが、たまには国内を廻って”うまかもん”食べようと一路九州へ。
昼前に阿蘇くまもと空港に到着、レンタカーで肥後牛でも食べようと南阿蘇へ向かいます。肥後牛は別名「あか牛」とも言われているようで阿蘇のブランド牛らしいですよ。空港から30分位で目的の「白水乃蔵」さんに到着。一見、民家?と思いましたが”商い中”と看板が出ています。かなりしぶーい店構えです。

白水乃蔵さん、手作り感満載です。
おお!昔懐かし「だるまストーブ」ですよ。
手作り感満載の店にはまだお客さんは入っていません。店員さんもひとりオバサンが懐かしいだるまストーブに薪をくべています。
早速、メニューにある「特上肥後牛定食」をお願いして、お茶を飲みながら飯を待ちます。店内には我々のためだけにこれまた懐かしい昭和のフォークを流してくれてます。店内には、またまた超懐かしい昭和フォークのEPレコードのジャケットが貼られています。店長さんの趣味なんでしょうかね。などとストーブにあたりながら店内の雰囲気を楽しんでいると、やってきました肥後牛です。
肥後牛と地元の野菜セット
テーブルに置かれた炭で焼いて頂きます。定食なので小鉢と「だご汁」がついてきます。
だご汁は関東で言う「すいとん」の入った野菜たくさんの味噌汁なんです。ほっとする味です。さてさて、お肉が焼けてきたみたいですのでいただきましょう。
ニクニクしい歯ごたえのある肉
よくある美味しい肉ってきめ細やかなサシが入っていて、柔らかくて口に入れると溶けちゃうって表現をしますよね。この肥後牛は噛みごたえがあるニクニクしい奴です。噛んでいくと嫌味のない甘みのある肉汁が口の中に広がって(゚д゚)ウマーです。なんか九州のパワーを感じます。野菜もひとつひとつ深い味わいで甘みがあってこれまた(゚д゚)ウマー。やっぱ、地の物はいいですね。

さて、熊本の夜はご存知の馬肉ですよ。お店は「菅乃屋 上通り店」さんです。熊本の地元の人に聴いても、地元の人が通うようなどローカルな馬肉屋さんてないらしいです。やっぱり観光客相手がメインなんでしょうね。店は小奇麗で店員さんの応対も素晴らしいですね。早速、「馬刺し」からいってみましょう。
珍しいのは「タテガミ」、「フタエゴ」なんてのも出てきますよ。馬特有の後味の美味さと、やっぱり新鮮なのが一番ですね。
上段左から二番目がフタエゴ、下段真ん中の白いのがタテガミ
ご一緒したmomotoshiさん曰く、馬肉を食べる地方は熊本の他にも東北地方、長野とかあるようですが、ここ「菅乃屋」さんの馬肉が一番美味いとのことですよ。このお店は直営で馬牧場を経営しているらしいので、毎日新鮮な馬肉が出せるらしいです。
併せて定番の「辛子蓮根」、「一文字ぐるぐる」も箸休めにおすすめです。
ご存知「辛子蓮根」
「一文字ぐるぐる」
締めは、「馬肉のハリハリ鍋」なんです!!使っている部位は「上フタエゴ」です。かる~く出汁にくぐらせて肉がピンク色になったくらいで頂きます。
ス・テ・キ
かる~くしゃぶしゃぶします。
(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー
刺身よりも後味があま~い。うまか~。やっぱり馬肉はうまか~。
その他にもご当地名物「いきなり団子」とかもあるので熊本に行ったら食べてみてくださいね。
「いきなり団子」
あ、そうそうもう一つ忘れてました。熊本では弁当と言えば「お弁当のヒライ」なんだそうですよ。東京でいうところの「オリジン弁当」みたいなもんですね。そこの「ちくわサラダ」というのが、これまた有名らしいんです。オイラも竹輪にキュウリを入れてサラダに入れることがあるんですが、そういうことではないらしんですよ。九州新幹線の熊本駅に「お弁当のヒライ」さんがあったので試してみましたよ。

熊本でお弁当と言えば、「お弁当のヒライ」
見た目はちくわ天なんです。どこがサラダなんだ??と思ってしまいそうですが、一口食べると・・・、中にポテトサラダが入っていますよ。味はそのままです。
「ポテサラ入りちくわ天」だと思います。








2012年12月9日日曜日

孤独の胃袋(6)お祭りの屋台メシ

今日は武蔵関名物の「関のボロ市」の日なのであった。駅の北口には数百件の屋台が並び多くの人で賑わう12月恒例のお祭りなのである。

とは言え、屋台の売り物はだいたい決まっているわけで、お好み焼き、たこ焼き、焼きそばなどの炭水化物系から始まりイカ焼き、べっこう飴、リンゴ飴、チョコバナナ、最近ではシャーピンなる中華お焼が人気のようだった。
特に屋台街の西側の入り口にあったロクに看板も出していないシャーピン屋は数十人の行列を作っていた。毎年決まって買いに来る有名な屋台らしい。

長蛇の列ができてるシャーピン屋
こんな日くらいは屋台で飯を調達するのもいい。100円の甘酒を飲みながら屋台を物色してみたりする。鉄板焼き系の食べ物はだいたいどこも似通っているので屋台の活気とか美味そうに陳列しているかとかで吟味をしてみた。
まずダメなのがタバコを吸いながら売り物のそばでぼーっとしてる屋台。なんか不味そうだ。もちろんお客が集まってない屋台もダメ。
数回屋台通りを往復して妥協したのが「富士宮やきそば」だった。焼きそば系屋台ではノーマルな焼きそばもあったが、食べたことなかったので取り敢えず的な感じで選んでしまった感が強かった。
冷えた焼きそばは不味いね。(+д+)マズー
家に持って返った焼きそばは既に冷えていて麺はカピカピになってた・・・。

保険的に用意しておいた「銀ダラと大根の煮物」は甘じょっぱくて美味かった。
やっぱり自分で作った方がいい。
上出来!! ъ(゚Д゚)グッジョブ!!


2012年12月2日日曜日

孤独の胃袋(5)東小金井の宝そば

12月に入って、とうとうオイラも無職になっちまった。といっても、自分から望んでなったので文句も言いようがないけど、結構暇だったりする。
毎日、明日は何を食べようか?
なんて考えながら過ごしていたりするわけだが、今日の昼飯は三鷹のベトナム料理屋でフォーでも食おうかとバスに乗って三鷹に向かった。バスの中で会社に入社した頃のことや楽しかった寮生活のことを思い出していた・・・。

入社当時は八王子の集合寮で一年ほど過ごし、その後東小金井のワンルームで5年位過ごしたんだっけ??なんて思い出しながらバスに揺られていた。
ふと、「油そば」が頭に浮かんだ。油そばは小金井市、武蔵野市周辺が発祥の汁なしラーメンなのだが世間で有名になっているのは、「ぶぶかの油そば」のような太麺、味濃いめの油そばだ。

オイラの住んでいた東小金井にも油そばを食べさせてくれる店が幾つかあったのだが、その中でも「宝華宝そば」は植物性油を使ったサッパリ系の油そばなのだ。恐らく油そばといっても、全く違った印象を持ってしまうほど味が違う。宝華でしか食べられない味なのだ。

東小金井時代には足蹴く「チャーハン宝そばセット」を食べに行ったものだ。
急に懐かしくなってきたぞ。

あ〜、「宝そば」食いたくなった・・・。

もうこうなると、フォーじゃなく宝そばに腹具合がなっちまったので三鷹駅から中央線を使って東小金井駅まで向かってしまった・・・・。
東小金井駅の南口の直ぐ側にお目当ての「宝華」がある。相変わらず、店先に行列ができている。

ここは麺類だけではなくて炒め物もかなりレベルが高くて美味いのだから、しかたがない。ほとんどの客は3〜4人位で来るので席が空くまで時間がかかるのだが、一人客であればカウンターが空けば直ぐに座らせて貰える。ラッキー。



じゃーん。これが「宝そば」だ。
なんと、15年ぶりの再会なのである。醤油ベースのタレと油をかき混ぜてネギ、カイワレ、シナチクと一緒に麺を喰らう。
(゚д゚)ウマー
味は今も変わりないのが嬉しいね。3分の1を食べたらラー油をかけ、また3分の1食べたらお酢をかけて味の変化を楽しめるのも嬉しい。大盛りでも良かったなぁ。
時間をかけてまで、東小金井まで来て良かった。正解。
次は、「南国炒飯を食べてやろう」と心に誓って東小金井を後にした。