2012年12月17日月曜日

孤独の胃袋(7)熊本で名物イッキ食い

藁製くまモン。阿蘇山をバックに・・。
先日、二泊三日で熊本〜福岡を旅してきました。だいたいこの頃は海外に出てしまうんですが、たまには国内を廻って”うまかもん”食べようと一路九州へ。
昼前に阿蘇くまもと空港に到着、レンタカーで肥後牛でも食べようと南阿蘇へ向かいます。肥後牛は別名「あか牛」とも言われているようで阿蘇のブランド牛らしいですよ。空港から30分位で目的の「白水乃蔵」さんに到着。一見、民家?と思いましたが”商い中”と看板が出ています。かなりしぶーい店構えです。

白水乃蔵さん、手作り感満載です。
おお!昔懐かし「だるまストーブ」ですよ。
手作り感満載の店にはまだお客さんは入っていません。店員さんもひとりオバサンが懐かしいだるまストーブに薪をくべています。
早速、メニューにある「特上肥後牛定食」をお願いして、お茶を飲みながら飯を待ちます。店内には我々のためだけにこれまた懐かしい昭和のフォークを流してくれてます。店内には、またまた超懐かしい昭和フォークのEPレコードのジャケットが貼られています。店長さんの趣味なんでしょうかね。などとストーブにあたりながら店内の雰囲気を楽しんでいると、やってきました肥後牛です。
肥後牛と地元の野菜セット
テーブルに置かれた炭で焼いて頂きます。定食なので小鉢と「だご汁」がついてきます。
だご汁は関東で言う「すいとん」の入った野菜たくさんの味噌汁なんです。ほっとする味です。さてさて、お肉が焼けてきたみたいですのでいただきましょう。
ニクニクしい歯ごたえのある肉
よくある美味しい肉ってきめ細やかなサシが入っていて、柔らかくて口に入れると溶けちゃうって表現をしますよね。この肥後牛は噛みごたえがあるニクニクしい奴です。噛んでいくと嫌味のない甘みのある肉汁が口の中に広がって(゚д゚)ウマーです。なんか九州のパワーを感じます。野菜もひとつひとつ深い味わいで甘みがあってこれまた(゚д゚)ウマー。やっぱ、地の物はいいですね。

さて、熊本の夜はご存知の馬肉ですよ。お店は「菅乃屋 上通り店」さんです。熊本の地元の人に聴いても、地元の人が通うようなどローカルな馬肉屋さんてないらしいです。やっぱり観光客相手がメインなんでしょうね。店は小奇麗で店員さんの応対も素晴らしいですね。早速、「馬刺し」からいってみましょう。
珍しいのは「タテガミ」、「フタエゴ」なんてのも出てきますよ。馬特有の後味の美味さと、やっぱり新鮮なのが一番ですね。
上段左から二番目がフタエゴ、下段真ん中の白いのがタテガミ
ご一緒したmomotoshiさん曰く、馬肉を食べる地方は熊本の他にも東北地方、長野とかあるようですが、ここ「菅乃屋」さんの馬肉が一番美味いとのことですよ。このお店は直営で馬牧場を経営しているらしいので、毎日新鮮な馬肉が出せるらしいです。
併せて定番の「辛子蓮根」、「一文字ぐるぐる」も箸休めにおすすめです。
ご存知「辛子蓮根」
「一文字ぐるぐる」
締めは、「馬肉のハリハリ鍋」なんです!!使っている部位は「上フタエゴ」です。かる~く出汁にくぐらせて肉がピンク色になったくらいで頂きます。
ス・テ・キ
かる~くしゃぶしゃぶします。
(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー
刺身よりも後味があま~い。うまか~。やっぱり馬肉はうまか~。
その他にもご当地名物「いきなり団子」とかもあるので熊本に行ったら食べてみてくださいね。
「いきなり団子」
あ、そうそうもう一つ忘れてました。熊本では弁当と言えば「お弁当のヒライ」なんだそうですよ。東京でいうところの「オリジン弁当」みたいなもんですね。そこの「ちくわサラダ」というのが、これまた有名らしいんです。オイラも竹輪にキュウリを入れてサラダに入れることがあるんですが、そういうことではないらしんですよ。九州新幹線の熊本駅に「お弁当のヒライ」さんがあったので試してみましたよ。

熊本でお弁当と言えば、「お弁当のヒライ」
見た目はちくわ天なんです。どこがサラダなんだ??と思ってしまいそうですが、一口食べると・・・、中にポテトサラダが入っていますよ。味はそのままです。
「ポテサラ入りちくわ天」だと思います。








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