2011年5月28日土曜日

おとなのおもちゃ。(笑

を買ってみた。
何を勝ったかって?

ラ・ジ・コ・ン・バギー


なのだ。
40歳過ぎて何か面白い遊びをしたいなぁと、友人のT君と話をしていてじゃあ、大人の遊びをということで、ラジコンカーを初めて見ることにした。
大人のおもちゃの定義としては、
・自分である程度作る工程があること
#出来合いのものを購入してすぐ使う便利さはかえって楽しくない。
・作った後も楽しめること
#見るだけじゃつまんないから動かしたい。
・楽しみながら色々カスタマイズできること
#パワーアップしたりチューニングする楽しみって重要。
・カッコイイこと
#やっぱ、クルマはかっこ良くないとね!

ってことで、まずはとっつきやすいラジコンカーにしてみた。

購入したのはタミヤ製のRCバギー「ホットショット」。秋葉原までいって購入した。



なにせラジコンは初心者のオッサン二人である。色々物色しながら店員さんにアドバイスをうけてこれに決定。決め手は四輪駆動で、昔のモデルの復刻版だということ。
やっぱりバギーは四駆でしょう。で、デザインもクルマっぽい雰囲気は残しておいて見た目にもカッコイイほうがいい。
プロポと予備バッテリーなどなどのビギナーセットをお買い上げ。
これからボチボチ楽しみながら組み立てていきます。状況は逐次ブログで公開しますのでお楽しみに。
きちんと作れれば、こんなふうになるかも・・・。くぅぅ。カッコイイ(・∀・)イイ!!ぞ。

2011年5月4日水曜日

さよならネパール。ただいまバンコク。

5月4日
今日はネパールともお別れだ。朝9時にチェックアウト、宿泊費をドルで払おうとしたら30ドルのお釣りかないので、100ドルをルピーに両替して支払った。ホテルのスタッフの人が非常に親切で、
「バイバイ・チャイ飲んでってよ。」
とまたもやチャイをご馳走になってしまった。
タクシーで空港まで250ルピー。そそくさとGunaエアーのプロペラ機に乗り込みカトマンドゥに向かう。
往路は右側の席、帰路は左側の席に座るのが鉄則だ座席は自由席なので早いもんがちである。この座席だとかならずヒマラヤ山脈が窓から眺められるのだ。景色は若干雲がかかっていたので視認しにくく、雲かな?と思いきや山だったりしてその大きさに度肝を抜かれる。どうみても、この飛んでる飛行機よりも山頂が上にあるのだ。ポカラで見たアンナプルナも7000m級の山なのだから、こんなプロペラ機の飛んでいる高度なんて山頂からは見下ろせる位なんだろう。
カトマンドゥに着くとすぐさまその足で国際線ターミナルへ。ビルとビルが繋がっていないし、シャトルバスもないから歩くしかない。今日は晴れだったからいいけど、雨だとずぶ濡れ覚悟でトランジットすることになる。
18:00バンコク着。入国手続きを済ませ、チェンマイまでのチケットを片道分B2700で購入。一休みしている。目の前にドナルドくんがワーイをして出迎えてくれている。今日は、移動で一日おしまい。

ボカラでおもふ。

5月3日
日本で仕事に追われている人は、一度ポカラみたいな場所を訪れた方がいい。
旅行に出たら出たで、あれしなきゃ、これしなきゃとか限られた時間を上手く使わないといけないなんて固定観念に縛られたり、旅行先での人工的なアミューズメントを求めがちになってしまう事が多いが、何もないが故に何もしない所から始めて見るのも面白い。

大雨で外に出るに出られない一日とか、一日中停電でテレビもネットも出来ない日とかが否応なしに訪れる訳で、「とりあえず明日できてばいいや」とか、「また来ればいいや」的なガツガツしない考え方ができたりする。

そして何もしていないつもりでも何かしら些細なことを発見したり、心が動いたりしている事に気づく。
こういう感覚も大切な気がした。

んでもって 、何かやろうかなと思い立ったらとりあえず、やってみる。
基本行き当たりばったりなので色々上手くいかない事もあるがそれはそれで面白い。だって、世の中そんなに上手く行く事ばかりじゃないもんね。
上手くいかなくても、何かと周りの人が助けてくれたりする。ポカラはそんな事ができそうな街だと思った。

ラオスのルアンプラパンやバンビエン、ベトナムのホイアンなんかも似ている気がした。

今日は朝早めに起きて、一日200ルピーの貸し自転車で昔の街並みが残るオールドバザールへ行ってみた。
まずはレイクサイドから空港までのんびりとツーリング。空港前の道路からヒマラヤの山々がぼんやりではあるが見る事ができた。周囲の小さい山や街並みとの対比のせいかサランコットの展望台でみた時よりも威圧感を感じた。空港前の道路から北に向かって自転車をこぐ。目の前にも壮大な山々が見え隠れするため、自転車で山に登っている様な錯覚もあったりする。しかも緩やかな登り坂のため結構足にくる。もう数分でプルプルいっちゃう状態。自転車はギアがぶっ壊れていてシフトチェンジできない。しかも一番重いギアになってる。こりゃたまらん。
とはいえ、これも一度出掛けたら戻るかそこまで行くかの二者択一である。しょーがないから山に登っているより楽だと自分に言い聞かせて、汗だくになって自転車を前に進めた。
オールドバザールの街並みは、レンガでできた古い建物が並んでいる。レイクサイドの観光地とはちょっと風情が異なっていた。ゆっくり走りながら一通り街を流して帰路に着く。帰りはさっきの登り坂の貯金があるので、一漕ぎもせずに5kmを一気にダウンヒルしてきた。

2011年5月2日月曜日

ヒマラヤなう。

5月2日
早朝4時半に起床した。周囲はまだ暗く、鳥の変わった鳴き声が静かな街中に響いている。まるでジャングルの中で迎えた朝のようだ。空を見上げると幾つかの星が瞬いてた。今日は雲もなく、コンディションは良さそうだ。
タクシーで30分程山を登ると右手に巨大な山々が見えてきた。アンナプルナの山々だ。写真で見るのとは全く違い、視界にズドンと入ってくる程のド迫力。しかしそれでいて雪を被っていて美しい。少し顔を出してきている朝日で山の稜線がハッキリ見えてくる。

富士山とはまた違った山の絶景に年甲斐もなく興奮した。

タクシーの駐車場から展望台まで一気に駆け上ると視界が開け、ヒマラヤ山脈の山々が一望できた。

こ、これは「凄い!」の一言でしか表現できない。

登山好きの人なら登ってみたくなるのもわからんでは無い。アジア各国でいろいろな場所に行ったが、これ程ダイナミックな感動を覚えたのは初めてかもしれない。いや、アンコールワットがあった位か。。

今回の旅の目的でもあるこのヒマラヤ山脈の姿を写真に撮る。空は快晴、雲ひとつない。すごいラッキーだ。更に、iPhoneアプリでダウンロードしたパノラマ写真用カメラでワイド撮影もしてみた。これも楽しみの一つだったのだ。
展望台には、多くの観光客が集まっていた。それぞれに手持ちのカメラで撮影している。早朝の山頂は風が冷たいが、それどころではない。朝陽が登るに連れて山の表情が刻々とかわる。最初は雪の白と岩肌の黒が鮮やかにコントラストしていたのが、陽が登るに連れて段々とぼやけて行く。どうやら霧のような空気に日差しが乱反射して山の姿をぼやかしているようだ。ヒマラヤは、朝陽が登る直前が見頃なのかもしれない。

30分程朝陽が登ってくるのを眺めながらボーッとしていた。体も冷えてきたので、帰り道の店であったかいチャイを飲んでホテルに戻った。
今日はこれで満足。あとはマッサージでもして一日を流そう。

2011年5月1日日曜日

ポカラ・うールルン滞在記

5月1日
朝4時半に起きて、ホテルの屋上からアンナプルナの姿が拝めるかと期待していたが、生憎の曇り空。
余程の快晴ではない限りホテルからはヒマラヤの山々を見ることは難しそうだ。
仕方なくもう一眠りしてから、近くにあるWORLD PEACE PAGODAまで散歩に出かけた。このパゴダに行くにはフェワ湖で350ルピー払ってボートに乗り対岸まで向かう。そこから山登りとなる。急な石で作られた細い道をひたすら登るだけ。10時半でも日差しが強くて汗が出まくる。軽い気分で来てしまったのを後悔した。普段の不摂生に加え体力も落ちているのに山登りなんてするんじゃなかった・・・。
山登りは後悔して途中で引き返すのも大変だし、前に進むしかない。
休み休み登りながら1時間程度で山頂まで来た。山頂からはポカラの街が一望出来る。本当ならその向こうにアンナプルナの山々が見えるはずなのだが、雲が多くて残念。
この白い仏塔は日本の寄付によって建立されたものだそうだ。山頂を暫くブラブラしてチャイを飲んで休憩をいれ、帰り道に向う。
下山はホテルのオヤジのオススメで、ポカラの街とは反対に降りてバスで帰ってくるのがいいよ。と言われたので、その通りにしてみた。
一本道なので誰も間違えないとは思う下山道を歩いてると、雲行きが怪しくなってきた。雷もゴロゴロいい出している。雨も振り出した・・・。結構本降りだ。
こんな山の中で一人ぽっちでずぶ濡れで下山することになろうとは思わなかった。更に、山の中で金属物を身につけているのは私だけだ。雷に打たれたらどうしよう・・・。かなり不安になってきた。しかも歩いても歩いても雨宿りできそうな建物や民家がない。わー。もう焦ってきた。30分位雨に打たれながら下山していると、道の下に建っている民家が見えてきた。家の前には中学生位の男の子がこっちを見て手招きしている。
「雨宿りしていきなよ。」ってな事を言っている様だ。英語を話せる様なのだが、発音が聞き取りにくいので、言っている様に感じたわけだ。こう言う時は人間、都合のいい方に解釈しちゃうのかもね。
流石に中にいれてもらうのは躊躇したのだが、あとから妹らしい女の子とお母さんも出てきて、休んでいきなさいとお誘いされた。
ついつい甘えてしまって、軒下で休ませてもらうことにした。家族みんなが英語を話せるらしく、妹さん特製の甘〜いチャイを頂きながら日本の事や学校で習っている事を話したりした。
しかも、お母さんがパンを焼いてくれてご馳走してくれた。チャパティのような薄い焼きたてのパンにハーブと大根のような漬物をのせて頂く。ちょっとしょっぱかったが、焼きたてのパンの暖かさと激甘のチャイで、ずぶ濡れで雷にビビっていたさっきまでの自分が消え去っていた。

なんか、もう感動しかできない。なんか家族っていいなぁ。
つかの間の雨宿りだと決め込んでいたのだが、居心地が良くて2時間ほどお邪魔してしまった。
この出会いがネパールをより近い国にしてくれた気がする。

なにも行動せずに、近くの店で飲み食いしていればこんな事は体験できなかっただろうし、
雷雨にならなければ、あんな不安な状態にもならなかっただろうう。
現地の人から休んでいきなさいと言われても警戒心が強ければ断わって下山してしまっただろう。こういうのって運だよなぁ。
やっぱり、一人旅はイイ。

ぽっかーんとポカラ。

4月30日
朝から雷と激しい雨がふっている。9時にホテルをチェックアウトして、タクシーで空港に向かった。
案の定、雨のおかげで道は水没して大渋滞。まだ道路の排水設備がないため、土地が低い場所は速攻で膝上まで水没する。タクシーの中まで水が入ってこないかハラハラしながら国内線の空港まで向かった。

空港は一国の首都の空港とは思えないほど小さい。しかもタクシーが出発ロビーの入り口まで入れないため、途中の駐車場で降ろされる。
土砂降りの中、走りながら出発ロビーまでの道を走ることになり、ずぶ濡れになってしまった。薄暗いロビー内は人がごった返してる。空港利用税170ルピーを支払い、チケットを発券してもらう。
適当な荷物検査を受けて待合所に・・・・。これまた、どこがボーディングゲートなのか、いつ便が出発するのか全くわからない状態だ。しかもゲートには男性用と女性用があるのはなぜだ?トイレみたいな作りになっている。搭乗時間までまだ一時間あるようなのでとりあえず、飯でも食うか・・・。

30分の出発時刻の遅延で乗り込んだのは、ちっさい20人も乗れないプロペラ機だ。真ん中の通路を挟んで一席づつ座席がある。CAさんからアメと綿を渡された。
「この綿なに?」と訪ねたら、
「耳がキーンってならない様によ。」みたいなことを教えてくれた。みんな綿をちぎって耳に押し込んでる。確かにこの機体だと気圧のコントロールとかできなさそうだ。機体の右側はヒマラヤ山脈が見れるらしいのだが、あいにく雲が多くて、山頂の辺りしか目視できなかった。帰路に期待しよう。
30分ほどのフライトでポカラに到着。そこからタクシーで200ルピー払ってレイクサイドまで来た。
ポカラはカトマンドゥとは違って静かだ。人もそんなにいない。いい感じだ。空港で知り合いになった正木さんというインド経由でこられた方と一緒に宿探し。ポカラには4日ほど滞在するので、それなりに快適な宿にしたい。
お湯が出て、自家発電があって、ヒマラヤ山脈が窓から見れるなんていうのが最高だ。二つばかり宿を回ったが、一つは500ルピーのゲストハウス。宿の主人の応対も気持ちよかったが、停電中は電気が全く使えないらしいく残念ながら、もう一つのTravel Innという宿にした。一泊20ドルを17ドルにしてもらってアンナプルナが窓から見える部屋にしてもらった。

ポカラは、ラオスのような感じ街だ。静かだし気候も良い。チャイもホテルで自由に飲ませてくれる。

夕方過ぎに雷夕立ちで夜は長袖が必要なくらい涼しくなる。この数日でなんかネパール料理には期待が持てなくなって来ているので、夕飯は中華にしてみたのだが、これまたいただけない。豚肉の炒め物かと思いきや、チャーシューとパイナップルを醤油味のスープで煮込んだ物がでてきた。酢豚とかではパイナップルあっても特に美味しいと思うのだが、こ・これは・・・。
マズイ。ポカラ初日のディナーは残念な結果に終わった。明日は気分を変えて早起きしてヒマラヤの絶景を観に行くことにしようっと。