2011年5月2日月曜日

ヒマラヤなう。

5月2日
早朝4時半に起床した。周囲はまだ暗く、鳥の変わった鳴き声が静かな街中に響いている。まるでジャングルの中で迎えた朝のようだ。空を見上げると幾つかの星が瞬いてた。今日は雲もなく、コンディションは良さそうだ。
タクシーで30分程山を登ると右手に巨大な山々が見えてきた。アンナプルナの山々だ。写真で見るのとは全く違い、視界にズドンと入ってくる程のド迫力。しかしそれでいて雪を被っていて美しい。少し顔を出してきている朝日で山の稜線がハッキリ見えてくる。

富士山とはまた違った山の絶景に年甲斐もなく興奮した。

タクシーの駐車場から展望台まで一気に駆け上ると視界が開け、ヒマラヤ山脈の山々が一望できた。

こ、これは「凄い!」の一言でしか表現できない。

登山好きの人なら登ってみたくなるのもわからんでは無い。アジア各国でいろいろな場所に行ったが、これ程ダイナミックな感動を覚えたのは初めてかもしれない。いや、アンコールワットがあった位か。。

今回の旅の目的でもあるこのヒマラヤ山脈の姿を写真に撮る。空は快晴、雲ひとつない。すごいラッキーだ。更に、iPhoneアプリでダウンロードしたパノラマ写真用カメラでワイド撮影もしてみた。これも楽しみの一つだったのだ。
展望台には、多くの観光客が集まっていた。それぞれに手持ちのカメラで撮影している。早朝の山頂は風が冷たいが、それどころではない。朝陽が登るに連れて山の表情が刻々とかわる。最初は雪の白と岩肌の黒が鮮やかにコントラストしていたのが、陽が登るに連れて段々とぼやけて行く。どうやら霧のような空気に日差しが乱反射して山の姿をぼやかしているようだ。ヒマラヤは、朝陽が登る直前が見頃なのかもしれない。

30分程朝陽が登ってくるのを眺めながらボーッとしていた。体も冷えてきたので、帰り道の店であったかいチャイを飲んでホテルに戻った。
今日はこれで満足。あとはマッサージでもして一日を流そう。

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