2011年5月1日日曜日

ぽっかーんとポカラ。

4月30日
朝から雷と激しい雨がふっている。9時にホテルをチェックアウトして、タクシーで空港に向かった。
案の定、雨のおかげで道は水没して大渋滞。まだ道路の排水設備がないため、土地が低い場所は速攻で膝上まで水没する。タクシーの中まで水が入ってこないかハラハラしながら国内線の空港まで向かった。

空港は一国の首都の空港とは思えないほど小さい。しかもタクシーが出発ロビーの入り口まで入れないため、途中の駐車場で降ろされる。
土砂降りの中、走りながら出発ロビーまでの道を走ることになり、ずぶ濡れになってしまった。薄暗いロビー内は人がごった返してる。空港利用税170ルピーを支払い、チケットを発券してもらう。
適当な荷物検査を受けて待合所に・・・・。これまた、どこがボーディングゲートなのか、いつ便が出発するのか全くわからない状態だ。しかもゲートには男性用と女性用があるのはなぜだ?トイレみたいな作りになっている。搭乗時間までまだ一時間あるようなのでとりあえず、飯でも食うか・・・。

30分の出発時刻の遅延で乗り込んだのは、ちっさい20人も乗れないプロペラ機だ。真ん中の通路を挟んで一席づつ座席がある。CAさんからアメと綿を渡された。
「この綿なに?」と訪ねたら、
「耳がキーンってならない様によ。」みたいなことを教えてくれた。みんな綿をちぎって耳に押し込んでる。確かにこの機体だと気圧のコントロールとかできなさそうだ。機体の右側はヒマラヤ山脈が見れるらしいのだが、あいにく雲が多くて、山頂の辺りしか目視できなかった。帰路に期待しよう。
30分ほどのフライトでポカラに到着。そこからタクシーで200ルピー払ってレイクサイドまで来た。
ポカラはカトマンドゥとは違って静かだ。人もそんなにいない。いい感じだ。空港で知り合いになった正木さんというインド経由でこられた方と一緒に宿探し。ポカラには4日ほど滞在するので、それなりに快適な宿にしたい。
お湯が出て、自家発電があって、ヒマラヤ山脈が窓から見れるなんていうのが最高だ。二つばかり宿を回ったが、一つは500ルピーのゲストハウス。宿の主人の応対も気持ちよかったが、停電中は電気が全く使えないらしいく残念ながら、もう一つのTravel Innという宿にした。一泊20ドルを17ドルにしてもらってアンナプルナが窓から見える部屋にしてもらった。

ポカラは、ラオスのような感じ街だ。静かだし気候も良い。チャイもホテルで自由に飲ませてくれる。

夕方過ぎに雷夕立ちで夜は長袖が必要なくらい涼しくなる。この数日でなんかネパール料理には期待が持てなくなって来ているので、夕飯は中華にしてみたのだが、これまたいただけない。豚肉の炒め物かと思いきや、チャーシューとパイナップルを醤油味のスープで煮込んだ物がでてきた。酢豚とかではパイナップルあっても特に美味しいと思うのだが、こ・これは・・・。
マズイ。ポカラ初日のディナーは残念な結果に終わった。明日は気分を変えて早起きしてヒマラヤの絶景を観に行くことにしようっと。

0 件のコメント:

コメントを投稿