2012年12月18日火曜日

孤独の胃袋(8)博多でも名物イッキ食い

さてさて、熊本から九州新幹線「さくら」で40分くらいで博多駅についてしまいます。便利ですね。博多に来たら胃袋的は馴染みの「割烹 川田」に向かえと言ってきます。この時期だとやっぱりフクですね。焼酎のお供に「フク刺し」と「白子炙り」を頂きます。
フクはやっぱり皮がうまか~です。あのモチモチした食感がたまりません。
やっぱり「ふく」
白子も炙って風味がよいです。口の中でトロッととろけます。
トロッとしてますよ
川田の女将さんも相変わらず気風が良くて、お元気そうで何よりです。
そして川田と言えば、「エビのバチバチ」です。エビを生きたまま白ワインに入れて酔っ払わせて生のまま頂きます。エビのプリプリな食感とほんのり白ワインの風味がついていて(゚д゚)ウマー。
白ワインの中でもだえ苦しむエビ達
頂きます。
さぁ、九州の旅最後の締めは「水炊き」ですよ。お店は冷泉公園そばの「いろは」さんです。博多でも有名なお店のようで多くの芸能人のサインが店いっぱいに飾ってあります。
宮崎・高千穂産の赤鶏を8時間かけて煮だした白濁鳥スープをまずは湯呑みに入れて、塩と柚子胡椒で楽しみます。
鳥スープは(゚д゚)ウマー

あぁ、五臓六腑に染み渡る」ってのはこういうことですよ。上品の鳥の出汁が胃の中に広がります。(゚д゚)ウマーと言うより、ε-(´∀`*)ホッとしますよ。
鳥スープには特製つみれと野菜が入ります。鶏肉は柔らかで(゚д゚)ウマーです。
ポン酢も自家製でキツくない優しいお味です。
鳥スープで作ったおじやもサイコ~。
ε-(´∀`*)ホッとする味






2012年12月17日月曜日

孤独の胃袋(7)熊本で名物イッキ食い

藁製くまモン。阿蘇山をバックに・・。
先日、二泊三日で熊本〜福岡を旅してきました。だいたいこの頃は海外に出てしまうんですが、たまには国内を廻って”うまかもん”食べようと一路九州へ。
昼前に阿蘇くまもと空港に到着、レンタカーで肥後牛でも食べようと南阿蘇へ向かいます。肥後牛は別名「あか牛」とも言われているようで阿蘇のブランド牛らしいですよ。空港から30分位で目的の「白水乃蔵」さんに到着。一見、民家?と思いましたが”商い中”と看板が出ています。かなりしぶーい店構えです。

白水乃蔵さん、手作り感満載です。
おお!昔懐かし「だるまストーブ」ですよ。
手作り感満載の店にはまだお客さんは入っていません。店員さんもひとりオバサンが懐かしいだるまストーブに薪をくべています。
早速、メニューにある「特上肥後牛定食」をお願いして、お茶を飲みながら飯を待ちます。店内には我々のためだけにこれまた懐かしい昭和のフォークを流してくれてます。店内には、またまた超懐かしい昭和フォークのEPレコードのジャケットが貼られています。店長さんの趣味なんでしょうかね。などとストーブにあたりながら店内の雰囲気を楽しんでいると、やってきました肥後牛です。
肥後牛と地元の野菜セット
テーブルに置かれた炭で焼いて頂きます。定食なので小鉢と「だご汁」がついてきます。
だご汁は関東で言う「すいとん」の入った野菜たくさんの味噌汁なんです。ほっとする味です。さてさて、お肉が焼けてきたみたいですのでいただきましょう。
ニクニクしい歯ごたえのある肉
よくある美味しい肉ってきめ細やかなサシが入っていて、柔らかくて口に入れると溶けちゃうって表現をしますよね。この肥後牛は噛みごたえがあるニクニクしい奴です。噛んでいくと嫌味のない甘みのある肉汁が口の中に広がって(゚д゚)ウマーです。なんか九州のパワーを感じます。野菜もひとつひとつ深い味わいで甘みがあってこれまた(゚д゚)ウマー。やっぱ、地の物はいいですね。

さて、熊本の夜はご存知の馬肉ですよ。お店は「菅乃屋 上通り店」さんです。熊本の地元の人に聴いても、地元の人が通うようなどローカルな馬肉屋さんてないらしいです。やっぱり観光客相手がメインなんでしょうね。店は小奇麗で店員さんの応対も素晴らしいですね。早速、「馬刺し」からいってみましょう。
珍しいのは「タテガミ」、「フタエゴ」なんてのも出てきますよ。馬特有の後味の美味さと、やっぱり新鮮なのが一番ですね。
上段左から二番目がフタエゴ、下段真ん中の白いのがタテガミ
ご一緒したmomotoshiさん曰く、馬肉を食べる地方は熊本の他にも東北地方、長野とかあるようですが、ここ「菅乃屋」さんの馬肉が一番美味いとのことですよ。このお店は直営で馬牧場を経営しているらしいので、毎日新鮮な馬肉が出せるらしいです。
併せて定番の「辛子蓮根」、「一文字ぐるぐる」も箸休めにおすすめです。
ご存知「辛子蓮根」
「一文字ぐるぐる」
締めは、「馬肉のハリハリ鍋」なんです!!使っている部位は「上フタエゴ」です。かる~く出汁にくぐらせて肉がピンク色になったくらいで頂きます。
ス・テ・キ
かる~くしゃぶしゃぶします。
(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー
刺身よりも後味があま~い。うまか~。やっぱり馬肉はうまか~。
その他にもご当地名物「いきなり団子」とかもあるので熊本に行ったら食べてみてくださいね。
「いきなり団子」
あ、そうそうもう一つ忘れてました。熊本では弁当と言えば「お弁当のヒライ」なんだそうですよ。東京でいうところの「オリジン弁当」みたいなもんですね。そこの「ちくわサラダ」というのが、これまた有名らしいんです。オイラも竹輪にキュウリを入れてサラダに入れることがあるんですが、そういうことではないらしんですよ。九州新幹線の熊本駅に「お弁当のヒライ」さんがあったので試してみましたよ。

熊本でお弁当と言えば、「お弁当のヒライ」
見た目はちくわ天なんです。どこがサラダなんだ??と思ってしまいそうですが、一口食べると・・・、中にポテトサラダが入っていますよ。味はそのままです。
「ポテサラ入りちくわ天」だと思います。








2012年12月9日日曜日

孤独の胃袋(6)お祭りの屋台メシ

今日は武蔵関名物の「関のボロ市」の日なのであった。駅の北口には数百件の屋台が並び多くの人で賑わう12月恒例のお祭りなのである。

とは言え、屋台の売り物はだいたい決まっているわけで、お好み焼き、たこ焼き、焼きそばなどの炭水化物系から始まりイカ焼き、べっこう飴、リンゴ飴、チョコバナナ、最近ではシャーピンなる中華お焼が人気のようだった。
特に屋台街の西側の入り口にあったロクに看板も出していないシャーピン屋は数十人の行列を作っていた。毎年決まって買いに来る有名な屋台らしい。

長蛇の列ができてるシャーピン屋
こんな日くらいは屋台で飯を調達するのもいい。100円の甘酒を飲みながら屋台を物色してみたりする。鉄板焼き系の食べ物はだいたいどこも似通っているので屋台の活気とか美味そうに陳列しているかとかで吟味をしてみた。
まずダメなのがタバコを吸いながら売り物のそばでぼーっとしてる屋台。なんか不味そうだ。もちろんお客が集まってない屋台もダメ。
数回屋台通りを往復して妥協したのが「富士宮やきそば」だった。焼きそば系屋台ではノーマルな焼きそばもあったが、食べたことなかったので取り敢えず的な感じで選んでしまった感が強かった。
冷えた焼きそばは不味いね。(+д+)マズー
家に持って返った焼きそばは既に冷えていて麺はカピカピになってた・・・。

保険的に用意しておいた「銀ダラと大根の煮物」は甘じょっぱくて美味かった。
やっぱり自分で作った方がいい。
上出来!! ъ(゚Д゚)グッジョブ!!


2012年12月2日日曜日

孤独の胃袋(5)東小金井の宝そば

12月に入って、とうとうオイラも無職になっちまった。といっても、自分から望んでなったので文句も言いようがないけど、結構暇だったりする。
毎日、明日は何を食べようか?
なんて考えながら過ごしていたりするわけだが、今日の昼飯は三鷹のベトナム料理屋でフォーでも食おうかとバスに乗って三鷹に向かった。バスの中で会社に入社した頃のことや楽しかった寮生活のことを思い出していた・・・。

入社当時は八王子の集合寮で一年ほど過ごし、その後東小金井のワンルームで5年位過ごしたんだっけ??なんて思い出しながらバスに揺られていた。
ふと、「油そば」が頭に浮かんだ。油そばは小金井市、武蔵野市周辺が発祥の汁なしラーメンなのだが世間で有名になっているのは、「ぶぶかの油そば」のような太麺、味濃いめの油そばだ。

オイラの住んでいた東小金井にも油そばを食べさせてくれる店が幾つかあったのだが、その中でも「宝華宝そば」は植物性油を使ったサッパリ系の油そばなのだ。恐らく油そばといっても、全く違った印象を持ってしまうほど味が違う。宝華でしか食べられない味なのだ。

東小金井時代には足蹴く「チャーハン宝そばセット」を食べに行ったものだ。
急に懐かしくなってきたぞ。

あ〜、「宝そば」食いたくなった・・・。

もうこうなると、フォーじゃなく宝そばに腹具合がなっちまったので三鷹駅から中央線を使って東小金井駅まで向かってしまった・・・・。
東小金井駅の南口の直ぐ側にお目当ての「宝華」がある。相変わらず、店先に行列ができている。

ここは麺類だけではなくて炒め物もかなりレベルが高くて美味いのだから、しかたがない。ほとんどの客は3〜4人位で来るので席が空くまで時間がかかるのだが、一人客であればカウンターが空けば直ぐに座らせて貰える。ラッキー。



じゃーん。これが「宝そば」だ。
なんと、15年ぶりの再会なのである。醤油ベースのタレと油をかき混ぜてネギ、カイワレ、シナチクと一緒に麺を喰らう。
(゚д゚)ウマー
味は今も変わりないのが嬉しいね。3分の1を食べたらラー油をかけ、また3分の1食べたらお酢をかけて味の変化を楽しめるのも嬉しい。大盛りでも良かったなぁ。
時間をかけてまで、東小金井まで来て良かった。正解。
次は、「南国炒飯を食べてやろう」と心に誓って東小金井を後にした。



2012年11月25日日曜日

孤独の胃袋(4)自宅でシチュー

私事で恐縮ですがこの度、退職することにしました。
って文章を今月に入って何回書いたか分からなくなってます。そう、22年間お世話になった会社を辞めて転職をすることに決めたのです。転職するかどうかについては3年位悩んだ結果の「」っていうタイミングがあって決断したわけなのです。

そんなわけで、現在有給消化中で時間があるので太り気味の状態や疲れっぽい体調を改善すべく12月一杯は「生活改善月間」と銘打って、食事と運動を中心にメタボ状態から脱出する計画にしました。
なので毎日30分以上は近くの公園をジョギングしながら紅葉を楽しんでから、夕食の材料を買い込んで、なるべく自炊しようとしております。

近くの公園の紅葉も綺麗。特に銀杏の黄色が好きなのです。銀杏の落ち葉で真っ黄色になった遊歩道を走ると結構楽しいのです。
「さて、今夜は何を食おうか・・。」
ジョギングをしながら、独り言で自分自身に相談してみると、
「寒いし、なんかトロミのある暖かいモノが食いたいぞ。」
と、おっしゃっていらっしゃるようです。

なので、今夜はシチューです。ちょっとアサリを入れてクラムチャウダー風にしてみました。
野菜を入れすぎたので、クラムチャウダーっぽくないですね。(笑

2012年11月11日日曜日

孤独の胃袋(3)自宅でプデチゲ

11月も中旬に差し掛かってきた。夜になると少々肌寒い。こんな夜は鍋なんか最高にいいだろう・・。などと考えながら近所のスーパーで夕飯の食材を物色する週末なのである。
「そろそろ、あれの出番だな・・。」
と自前の石鍋を久しぶりに登板させようと思いついた。
「なら、ブデチゲで決まりだ。」
材料は、
にんにく、キムチ、辛ラーメン、スパム、ニラ、あとは適当に野菜・・・。


ガスコンロに石鍋を置き、点火。ごま油を引いてにんにくを炒める。この時にんにくは軽く潰しておくのが良い。そしてキムチを投入。少し炒めてからチキンスープを入れて煮込む・・。
そろそろスパムを投入するか・・・。
スパム缶の引き手を引っ張っると、リングプルだけ外れてしまった・・・・。


ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

「俺んち缶切りなかったんだ・・。どうしよ・・。」
こんな状態だと缶切りがないと、スパム君を開放してあげる事ができない・・・。
でも、なんか肉肉したものも鍋に入れたいのだ・・・。どうしたもんか・・。
「そういえば、ウィンナーがあったな。」
ということで、シャウエッセンでスパムの代行をすることにした。
辛ラーメンの乾めんを半分に割って投入。大久保で買ってきておいた、唐辛子をぶち込んで、ひたすら煮込む。
最後の仕上げは卵を落として、暫く弱火で煮込む。煮込む。煮込む・・・。
ニラを入れて少し余熱で煮込んで出来上がり。

ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
寒い夜は、やっぱりこれだな。
ちなみに、プデチゲとは部隊鍋という意味で韓国軍の若い兵士が共同生活をする中で生まれた鍋らしい。


2012年11月10日土曜日

孤独の胃袋(2)西荻窪・桃井のパットキーマオカイダオ

そろそろ髪が伸びてきたので切らないとうざったくなる。この前切ったのは2ヶ月前だったかな・・・。おいらの髪は硬くて太いからちょっと伸びてくると、イガ栗のような頭になっちゃうんだよね・・・。
ということで、今日は髪を切る日にした。行きつけのお店は理容室とかではなく、美容室ってやつだ。以前住んでいた西荻窪の桃井にある美容室まで、バスで通っている。大体一、二ヶ月に一回のペースだ。髪を切りに行く時は大抵ランチタイムで、いつもお気に入りのタイ料理屋さんでランチを食べてから美容室へ向かうので、必ずその日の腹具合はタイ料理になっている。
バスを降りて向かうのは「トムヤムクン」というお店。店の料理人、スタッフは全員タイ人女性である。店内はタイポップのビデオCD(グラミー)が上映されていて、なかなか雰囲気も良いのだ。
店内に入ると
「サワディーカー。」
と店員さんみんな(といっても3人しかいないが)が、ワイをして挨拶してくれる。
「さて、今日は何を食うかな・・・」
ガパオ、パッタイ、バミー・・・ランチタイムの料理はだいたい食べ尽くしている。
ふと、週替りランチメニューを見ると、
パットキーマオカイダオ
という料理がイチオシのように掲載されていた。
「これだな・・。うん。これだ。」
メニューの写真は太麺を炒めたパッタイ風なのだが、カイダオ(目玉焼き)がトッピングされていて、見た目だけでオイラの食欲を加速させる。
「アオ・アンニー(これ頂戴)」
とメニューを指さして注文した。
「辛くしますか?」といつものごとく確認される。これは「辛くしたほうがいいですよね?」という確認だと思ってる。
「モチロン。」
と頷くと、ニコッと笑顔で厨房にオーダーを入れてくれた。
・・・・

さて、”パットキーマオ・カイダオ”ってのはどんな味なんだ?
フォークで幅広麺を絡めて、一口してみる・・・。
「お、パッタイなのか?? いや、ピリッと辛いぞ。」
「味はパッタイみたいだけど、辛さが効いてる。」
「アローイ(美味い)」
しかも、カイダオを崩して麺に絡めて食べるとこれまたマイルドになってアローイ。
食べれば食べるほど、脳天から汗が出てくる・・。たまらん。
ちなみに
”パット”とは”炒める”
”キーマオ”とは”辛くする”
という意味らしい。
これで、年末年始のタイが盛り上がってきた。
美味しゅうございました。

2012年11月3日土曜日

孤独の胃袋(1) 武蔵関のオムライス

最近、深夜番組の「孤独のグルメ」にハマっている。主人公の井之頭五郎が出張先の街で自分の今日の腹具合と相談しながら美味い飯にありつくという、至ってシンプルな30分もののドラマだ。見ず知らずの店に入り、メニューから食いたいものを選んで食べるだけなのだが、その主人公の食べている最中の自問自答が楽しい。

「今日の俺は何腹なんだ??」
「美味い!美味いじゃないか!!」
「なんだろう、この美味さは??」

あまり考えずに取り敢えず感で食事を食べて、はいご馳走様でした。
というのでは、せっかくのご飯も楽しくない。一口一口に一喜一憂しながら頭の中で感想を言葉にしてかみしめて食べるのも楽しそうだなぁ。と毎週欠かさず観ている番組なのである。主役の、松重豊もコミカルかつ渋くてなかなかいい味を出している。

今日は朝からなんかケチャップ系の昼ごはんが食べたくなっていた。
「今日は定番のナポリタンか?」
「いやいや。たまには違ったものもいいかもしれない。でもケチャップは捨てがたい・・。」「ジョイのナポリタンは目玉焼きが乗ってて、俺の胃袋鷲掴みするんだよな・・。」
などと、胃袋と相談しながら駅前の喫茶店「ジョイ」へ。ふと店先で「オムライス(限定品)」のメニューが目に付いた。
「これだ!」「オムライス下さい。」


出てきたのは、まったくもってシンプルなオムライスだった。
卵焼きは若干固まりきっていないトロトロ状態。
「いいぞ。うん。美味そうだ。」
スプーンを卵の上から差し込みライスと一緒に口に運ぶ・・・。
「お、なんだチキンライスじゃないなこれ、ウィンナーじゃないか。しかも皮なしの安っぽい奴だ。」
卵焼きの中のケチャップライスを掻き出してみると、玉ねぎ、ピーマン、皮なしウィンナーが出てきた。

「なんだ、ナポリタンと同じ具材を使ってるんだ。」
「いいんじゃないか?これ。」
元々、ナポリタン食べようか悩んでたから、
なんか
「一粒で二度美味しい・アーモンドグリコ状態じゃないか。」
などと、ちょっと楽しいひとりランチをしたのでした。
夕飯時は俺は何腹になってるんだろう?

2012年10月30日火曜日

は・じ・め・ての体験♥

実は、先日初めての体験しちゃったんです♥
しかも旅行先で・・・。
あんなに激しく揺らされると興奮しちゃって、もう病みつきになりそうです。


「船釣り」って楽しい

と、いつもとはちょっと違う感じで書き始めてみたんだけど、なんか気持ち悪いので普通に戻します。


毎年、会社の同期7人で旅行に行ってまして今年の幹事様の企画は船釣&湯河原で温泉という趣向だったんです。船釣ってしたことなかったし、基本魚臭いの苦手で釣れた魚から針を外すのが苦手なんです。あの針を取ろうとすると魚がビチビチ暴れるのが痛そうで・・・。ということである時から釣りはしなくなったんですが、久しぶりにそういうことになりまして。
向かったのは湯河原に近い福浦漁港。そこの祥福丸という釣り船に40代後半のオヤジ7人が乗り込んでいざ出発。海は少しうねりがあって船酔いする奴は速攻でヤラれる感じのイイ揺れ加減。

釣りはオキアミを餌に使ったコマセ釣りという方式らしいです。船長から簡単に釣り方を教わって早速開始。釣り糸を海に落として直ぐになんか釣竿の先がピクピク動いてる・・・。
竿を上げてみると小さい赤い魚が・・。ちょっと釣りって楽しいのかも・・・と興奮しつつ魚を掴むと、
目玉が飛び出てる・・・。気持ちわり−。
しかも針を飲み込んでて外れない・・・。
無理やり外そうとしたら内臓まで取れちゃって、死んじゃった。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
なんか罪なことをした感じになってしまいちょっと凹み状態。

この時期は、サバ、アジなんかが釣れるらしい、7人もいるので2尾も釣れればそこそこの釣果。釣れたのはアジ、サバ、イトヨリダイ、小さいカツオなどなど。

ただ、残念ながら一人だけ終始船酔いで海にコマセをまいて床で突っ伏していたI君だけは楽しい釣りの記憶は残っていなかったようです。
こういう船酔いの人を釣り船の業界?では「マー」と呼ぶらしいです。

2012年9月29日土曜日

虎との戯れ。


2012年の遅い夏休みはアジアで好きな土地でのんびりすることにした。
いつも通り、バンコクに入ってチェンマイに向かう。今回はLCCのNOK Airを使ったが安い上にCAさんが皆ステキだ。これからはNOKをご贔屓にしようと思う。チェンマイはかつて知ったる土地なので目新しいことははないのだが、メインイベントは2つある。
ひとつはカオソイだ。こればかりは、ココで食べないとカオソイではない。安くて美味い。
もうひとつは虎だ。旅仲間のSさんが先陣を切って行ってきたのだが、かなり楽しそうである。何が楽しそうかというと虎におさわりできるのである。

タイガーキングダム

チェンマイ市内から車を500バーツでチャーターして30分程度の場所にある「タイガーキングダム」は虎専門の動物園なのである。
入り口の案内所にはメニューがあり、
  • Smallest
  • Small
  • Medium
  • Big
の4コースが選べる。もちろん複数選択可能だ。近くには「虎は薬を飲んで寝かされてるわけじゃないよ。」というような説明書きが書いてあった。
各コースで檻が分かれていてお客は檻の中に入って虎ちゃんと戯れることができるようだ。
入場料を支払う時に、「噛まれても文句言わないです。」という誓約書を書かされた。松島トモ子的な事件になっても文句言わないという約束をさせられたことになる。

虎は夜行性なので昼間は( ゚Д゚)ネムヒー
CATじゃなくてTigerだろ!
最初はSmallestで生後3ヶ月の赤ちゃん虎との撮影会。赤ちゃんといっても15Kgもあり、小型犬よりも大きい。4,5頭の虎の赤ちゃんが檻の中で寝転がっていたので、その中の1頭と遊んでみる。赤ちゃんと言っても虎でなので、恐る恐る寄り添ってみたり、足をモミモミしたりして15分くらいの撮影会は終了。

これでも生後3ヶ月

肉球は猫より大きくて硬め

お次はBigコースである。こっちは大人の虎さんなのでかなりビビりながら檻に入った。赤ちゃん虎の檻のスタッフはかなりかる~いノリだったのだが、コッチは流石にちょっと緊張感があるようだが、それでもノリは軽い。
おいらは「でっかい猫」だと心に言い聞かせて檻のそばに寝転がっている猫の横に座り込んだ。どうみても自分よりデカイ。ちょっと獣臭もする。カメラマンの兄ちゃんは、猫の足を持ち上げてみろとか、しっぽ触ってみろとか勝手にポージングをリクエストしてくるので、ビビりながらソレに応えるのであった。

オレより頭蓋骨デカそう・・

ちょっと獣臭い。
係の兄ちゃんに、「今までどのくらい噛まれた?」と尋ねたが、答えは「毎日さ。」だと。笑えない。
今回はSamllest,Bigの2コースを選んだが、一人で行く時は写真を撮ってもらうためにカメラマンを申し込んでおくほうがいい。

ルアンパバーン

今回の旅のもう一つの目的地はラオスのルアンパバーンだ。最初に訪れたのは10年以上前になる。何もないのんびりした町だ。ルアンパバーンは世界遺産として登録されている仏教の町でお寺がそこかしこにある。ラオス名物は毎日早朝にお坊さんが托鉢に歩くイベントらしい。
”らしい”というのは、過去数回ここに来ているが、早起きが苦手なので一度もソレを観たことがなかった。なので今回は早起きして観ようと思ったのだ。朝6時にカメラを持ちながら町中を歩いていると道端の家からお櫃のようなものを持った人たちが出てくる。しばらくするとお寺から吸う順人単位でオレンジ色の袈裟を着た坊さんが一列に並び、持っているカゴにご飯やお菓子を入れてもらいながら歩いてゆく。6時半くらいになるとどの街角でもそんな光景が見られる。100円位でご飯などを売っているおばちゃんがいるので観光客も托鉢に参加できるらしい。このイベントは既に観光化されているようで、観光客も参加できたり、カメラ撮影も自由なようだ。でも、それなりに礼儀やルールがあるので観光客は注意が必要だ。



ルアンパバーンのナイトマーケットも楽しい。何が良いって、飯が安くて美味い。お気に入りは麺類とバイキング形式のご飯、それとシンダート。
麺類はカオソイカオピヤックがお気に入り。カオソイはタイにもあるが、ラオスのカオソイはチキンスープと米麺の上に肉辛味噌が乗っている。ココナッツカレーベースのタイのカオソイとは全く違うのが面白い。カオピヤックはうるち米と餅米でできた麺に片栗粉がまぶしてある。
これを茹でて、野菜を沢山入れたチキンスープで食べるうどんのような食べ物だ。どちらも10000Kip(約100円)で食べられるラオスのファストフードだ。

カオソイ
カオピヤック
バイキング形式の夕飯もこれまた一皿どれだけ料理を盛っても100円という嬉しい安さ。ちょっと炭水化物系の料理が多いのが気になるが美味いから許す。ナイトマーケットの路地に入ると、沢山の大皿に盛りつけられた料理が並んでいる。炒飯、焼きそば、煮物、炒め物、焼き物なんでもある。店を選ぶと中くらいの平たい皿を渡されるので、それに好きな料理を盛り付け10000Kip払う。ラオスの味付けは若干濃い目なので自分の好みに近い味付けなので嬉しいのだ。
この大皿料理を

これだけ盛り付けて100円!!
最後はシンダート。これは鍋料理でなかなか一人では食べられない料理なのだ。暑いラオスで鍋というのもちょっと変だが週末になるとラオスの中級家庭の人たちが集まって、この鍋を食べに来る。面白いのは焼肉と寄せ鍋が合体しているところ。ジンギスカン鍋のようなものの真ん中のところで豚肉や牛肉を焼きながらちょっと辛めのタレを付けて食べる。あわせて焼肉周辺の溝のところにスープを入れて野菜や練り物を入れて寄せ鍋のようにして食べる。量も多いので一人だと寂しいし食べきれない。

真ん中に焼肉、周りは鍋料理