2012年12月2日日曜日

孤独の胃袋(5)東小金井の宝そば

12月に入って、とうとうオイラも無職になっちまった。といっても、自分から望んでなったので文句も言いようがないけど、結構暇だったりする。
毎日、明日は何を食べようか?
なんて考えながら過ごしていたりするわけだが、今日の昼飯は三鷹のベトナム料理屋でフォーでも食おうかとバスに乗って三鷹に向かった。バスの中で会社に入社した頃のことや楽しかった寮生活のことを思い出していた・・・。

入社当時は八王子の集合寮で一年ほど過ごし、その後東小金井のワンルームで5年位過ごしたんだっけ??なんて思い出しながらバスに揺られていた。
ふと、「油そば」が頭に浮かんだ。油そばは小金井市、武蔵野市周辺が発祥の汁なしラーメンなのだが世間で有名になっているのは、「ぶぶかの油そば」のような太麺、味濃いめの油そばだ。

オイラの住んでいた東小金井にも油そばを食べさせてくれる店が幾つかあったのだが、その中でも「宝華宝そば」は植物性油を使ったサッパリ系の油そばなのだ。恐らく油そばといっても、全く違った印象を持ってしまうほど味が違う。宝華でしか食べられない味なのだ。

東小金井時代には足蹴く「チャーハン宝そばセット」を食べに行ったものだ。
急に懐かしくなってきたぞ。

あ〜、「宝そば」食いたくなった・・・。

もうこうなると、フォーじゃなく宝そばに腹具合がなっちまったので三鷹駅から中央線を使って東小金井駅まで向かってしまった・・・・。
東小金井駅の南口の直ぐ側にお目当ての「宝華」がある。相変わらず、店先に行列ができている。

ここは麺類だけではなくて炒め物もかなりレベルが高くて美味いのだから、しかたがない。ほとんどの客は3〜4人位で来るので席が空くまで時間がかかるのだが、一人客であればカウンターが空けば直ぐに座らせて貰える。ラッキー。



じゃーん。これが「宝そば」だ。
なんと、15年ぶりの再会なのである。醤油ベースのタレと油をかき混ぜてネギ、カイワレ、シナチクと一緒に麺を喰らう。
(゚д゚)ウマー
味は今も変わりないのが嬉しいね。3分の1を食べたらラー油をかけ、また3分の1食べたらお酢をかけて味の変化を楽しめるのも嬉しい。大盛りでも良かったなぁ。
時間をかけてまで、東小金井まで来て良かった。正解。
次は、「南国炒飯を食べてやろう」と心に誓って東小金井を後にした。



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