2012年11月10日土曜日

孤独の胃袋(2)西荻窪・桃井のパットキーマオカイダオ

そろそろ髪が伸びてきたので切らないとうざったくなる。この前切ったのは2ヶ月前だったかな・・・。おいらの髪は硬くて太いからちょっと伸びてくると、イガ栗のような頭になっちゃうんだよね・・・。
ということで、今日は髪を切る日にした。行きつけのお店は理容室とかではなく、美容室ってやつだ。以前住んでいた西荻窪の桃井にある美容室まで、バスで通っている。大体一、二ヶ月に一回のペースだ。髪を切りに行く時は大抵ランチタイムで、いつもお気に入りのタイ料理屋さんでランチを食べてから美容室へ向かうので、必ずその日の腹具合はタイ料理になっている。
バスを降りて向かうのは「トムヤムクン」というお店。店の料理人、スタッフは全員タイ人女性である。店内はタイポップのビデオCD(グラミー)が上映されていて、なかなか雰囲気も良いのだ。
店内に入ると
「サワディーカー。」
と店員さんみんな(といっても3人しかいないが)が、ワイをして挨拶してくれる。
「さて、今日は何を食うかな・・・」
ガパオ、パッタイ、バミー・・・ランチタイムの料理はだいたい食べ尽くしている。
ふと、週替りランチメニューを見ると、
パットキーマオカイダオ
という料理がイチオシのように掲載されていた。
「これだな・・。うん。これだ。」
メニューの写真は太麺を炒めたパッタイ風なのだが、カイダオ(目玉焼き)がトッピングされていて、見た目だけでオイラの食欲を加速させる。
「アオ・アンニー(これ頂戴)」
とメニューを指さして注文した。
「辛くしますか?」といつものごとく確認される。これは「辛くしたほうがいいですよね?」という確認だと思ってる。
「モチロン。」
と頷くと、ニコッと笑顔で厨房にオーダーを入れてくれた。
・・・・

さて、”パットキーマオ・カイダオ”ってのはどんな味なんだ?
フォークで幅広麺を絡めて、一口してみる・・・。
「お、パッタイなのか?? いや、ピリッと辛いぞ。」
「味はパッタイみたいだけど、辛さが効いてる。」
「アローイ(美味い)」
しかも、カイダオを崩して麺に絡めて食べるとこれまたマイルドになってアローイ。
食べれば食べるほど、脳天から汗が出てくる・・。たまらん。
ちなみに
”パット”とは”炒める”
”キーマオ”とは”辛くする”
という意味らしい。
これで、年末年始のタイが盛り上がってきた。
美味しゅうございました。

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