2011年9月17日土曜日

気球に乗ったオジサン。@カッパドキア

十二時間夜行バスのはずが十四時間かかってカッパドキア街ギョレメに到着した。本来ならばバスステーションで待っていてくれるはずの人物も見当たらない。
じゃあしょうがないから、散歩がてら歩き回るか・・・。という訳にも行かないので、ツアーインフォメーションオフィスのオヤジにツアー会社の場所を聞いて向かった。
ボッタクリの味噌がついているので、そんなにツアー自体のコーディネートには期待はしていなかったので、まぁこんなもんだろう。自力でなんとかツアーに合流できた。
カッパドキアは地域の名前らしくギョレメという街が観光の中心になっているようだ。
ツアーは10人位乗れるミニバスで遺跡や博物館を一日かけて観て回る。主に3つのツアーコースがあるらしく、Red、Green、Blueという色分けで毎日やっている。
私は一日目はRed、二日目はGreenに参加したが、お勧めはRedコースの遺跡の街(名前失念)のある高台に登ってカッパドキアの風景を一望できる場所だ。なんいっても見晴らしが良いのは気持ちがいい。崖に作られた住居やとんがり帽子のような変わった岩が全部見える。
Greenコースはちょっと体力が必要。ウフララ渓谷を一時間トレッキングや岩を掘ってできた部屋がある山を登ったり、結構疲れる。幸いカラッとした気候なのでそんなに汗はかかなかった。

カッパドキアでナンバーワンのツアーはなんといっても、気球ツアーだろう。朝五時に集合してミニバスで離陸の準備をしているたくさんの気球の離陸ポイントまで向かう。脇の高さ位まであるバスケットに乗り込み出発だ。私が乗ったのはバスケットが四区画に仕切られている15〜20人乗りくらいの500mまで登って行く。大抵高いところから下を見ると、お尻の穴がキュッとなるのだがこれは以外と怖くないぞ。
陽が登ってくるとカッパドキアの渓谷や岩が朝日に映し出されて綺麗だ。しかも、沢山の気球が上がり始めるとなんとも壮観である。パイロットの兄ちゃんは一度上がり切ると渓谷の中まで降下したり岩肌の側まで近寄ったりとテクニックを披露してくれる。横に乗っていたフランスからのご婦人たちも大喜びだ。気球ツアーはだいたい一時間位で着陸しておしまい。
最後に打つ上げでシャンパンで乾杯する。気球によって値段が違うらしいがだいたい一人10000円前後とのこと。
カッパドキアの朝夕は以外と冷えるので、長袖を一枚羽織っておくと良い。私は無謀にも半袖で参加(ツアー客の中で俺だけ)したのだが、離陸までは確かに寒かった。気球に乗り込めばバーナーの炎で結構暖かかったので助かった。
気球ツアーはお勧めである。
ツアーも終わり、20:30の深夜バスでパムッカレに向かうのだが、バスに乗る前にハマムで汗を流そうと思ったのだが、カッパドキアにはハマムが一件あるにはあるが、高級そうなマッサージスパだったので断念した。
明日パムッカレで温泉に入ろう。

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