2010年9月12日日曜日

安けりゃいいのか?

最近、駅前に「昔ながらの支那そば」をキャッチコピーにしたラーメン屋がオープンした。店舗的にはカウンター8人とテーブル1つというこじんまりした店構えだ。店はオジサンとオバサンの二人で切り盛りしているようで、新装開店という感じからは程遠いくらい活気がない店内である。
なんといっても驚くのが、ラーメン一杯300円という今時考えら得られない低価格路線。
昨今のラーメンブームでは手間をかけたり、良い食材を使ったりで1杯1000円ちかくとる店もあるのに、今時300円ってのは凄い。その他のメニューには「フカヒレスープ」350円というのもある。安いフカヒレは大抵ニセモノなので、ちょっと怪しい。まぁ、安い値段でそれっぽい食感が楽しめるのならそれもいいのかもしれない。ほんとにフカヒレなのかどうかは試していないので、次回チャレンジしてみたい。
さて、その300円「支那そば」であるが、
かなりスタンダードなドンブリ。
ちぢれ細麺で醤油味。トッピングにはチャーシューと海苔、ナルト、シナチクというスタンダードな構成。味は・・・。
うーん。びっくりするほど不味くはなかった。といって美味すぎもしない。もう少しスープにインパクトが欲しい。出汁が今ひとつって感じだ。
また食べたくなるって感じではないな。
300円だから手を抜いているというわけでもなさそうだし、かといってすごく美味いものを安く提供しているって意気込みも感じない。
この店のコンセプトはなんなのだろう・・・。と気になってしまう今日この頃なのであった。

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